損保ジャパン、補償期間を紅葉時期に限定した定型商品天候デリバティブ「紅街道(くれないかいどう)」を発売
天候デリバティブ『紅街道(くれないかいどう)』発売
-"補償期間を紅葉時期に限定"した定型商品-
株式会社損害保険ジャパン(社長 佐藤正敏)は、紅葉時期の降雨により企業が被る収益減少などのリスクを補償する商品として、補償期間を紅葉時期に限定した天候(降雨)リスク対応のデリバティブ定型商品『紅街道』を、9月19日に発売しました。
日本各地には紅葉の名所が数多くあり、旅館・ホテルなどの観光業を初めとして多くの企業が、紅葉時期の天候が不順となった場合に大きな影響を被ります。そういった企業からの当該時期の天候(降雨)リスクをヘッジしたいというご要望にお応えするため、3年前より本商品を発売し、多くのお客様にご照会・ご契約いただきました。
紅葉時期は地域によって異なることから補償期間を地域別に設定しました。定型商品として、京都、日光、高山などの紅葉名所13都市を選定しましたが、他の都市でご要望がある場合には順次商品提供を行います。
今後も、天候リスクヘッジの効果的な手法である天候デリバティブを、より一層幅広い企業にご活用いただけるよう定型商品化し、順次発売する予定です。なお、オーダーメード型の天候デリバティブ商品につきましても、引き続き最適な商品提案を行ってまいります。
【商品の概要】
1.商品名
『紅街道』(天候デリバティブ定型商品)
2.補償期間
紅葉時期は地域によって異なることから、紅葉名所において紅葉が見頃となる時期を補償期間としています。
3.申込期間
各観測地点の補償(観測)期間開始日の2週間前(※)までです。
(※)補償(観測)期間開始日の2週間前:2週間前にあたる日が土日祝祭日の場合は、その前営業日が申込期限となります。
4.補償内容
補償(観測)期間中の日々の降水量(※)が10mm以上観測された日が所定の日数(免責日数)を上回る場合、免責日数を除いた日数1日につき、一定の補償金額をお支払いし、最大10日分まで補償します。免責日数および補償金額は地域別に設定しています。
(※)日々の降水量:気象庁が発表する日降水量
5.オプション料
1口あたり10万円(ただし最低口数3口、30万円以上)
6.対象企業
旅行・観光業者、ホテル・旅館、観光地における飲食業・小売業者、イベント企画会社など
以上