ネットインデックス、ワイヤレス端末開発事業者向け「W-SIM インターフェース評価キット」を開発
ネットインデックス、WILLCOM SIM STYLE開発を効率化する
『W-SIM インターフェース評価キット』を開発
本日より、新ワイヤレス端末開発事業者向けに発売開始
株式会社インデックス・ホールディングス (代表取締役社長: 小川 善美 本社: 東京都世田谷区 以下 インデックスHD)の子会社、株式会社ネットインデックス*(代表取締役社長: 鵜野 正康 本社: 東京都中央区 以下 ネットインデックス)は、新ワイヤレス端末開発事業者向けに、WILLCOM SIM STYLE*開発を効率化する『W-SIM インターフェース評価キット』を開発し、本日10月3日より発売開始します。
WILLCOM SIM STYLEは、ネットインデックスが開発した無線通信機能を搭載した超小型モジュールWILLCOM Core ModuleであるW-SIMを活用することで、通常のワイヤレス通信端末の開発と比較すると、容易に新端末を開発することが可能です。また、省スペースであるモジュールであるため、多種多様な形状・目的で利用可能なワイヤレス通信端末を開発できる可能性を秘めています。
しかし、WILLCOM SIM STYLEを開発した経験のある事業者数が少なく、開発ノウハウが蓄積されていないため、開発のニーズがあっても、容易に端末開発を進めることが困難な状況でした。
ネットインデックスは、いち早くWILLCOM SIM STYLEを市場へ投入し、現在までに3機種*を展開してきました。『W-SIM インターフェース評価キット』では、ネットインデックスがこれまで蓄積してきた開発ノウハウをパッケージ化したもので、WILLCOM SIM STYLE開発効率の向上が可能です。
『W-SIM インターフェース評価キット』を導入することで、W-SIMとWILLCOM SIM STYLEの評価環境構築が実現可能になります。また基本動作確認用のサンプルシナリオが付属しているため、公衆網に接続することなくW-SIMの基本動作を確認することも可能になります。
今後もネットインデックスは、ワイヤレス市場の更なる拡大を推進していきます。
インデックスグループは、さらなるシナジー効果を創出し、ユビキタスネットワーク社会に向けて、より生活を豊かにする斬新で魅力的なサービスを推進していきます。
今後の展開にどうぞご期待ください。
* ネットインデックスは、インデックスグループとのシナジーを創造するポータルデバイスの開発や、次世代通信プラットフォームの開発を手がけています。
モバイル・ワイヤレス市場に更なる進化と、多様化による利便性向上をもたらす製品開発を推進しています。
* 無線通信機能を搭載した超小型モジュール「WILLCOM Core Module」の「W-SIM」を利用した端末を、「WILLCOM SIM STYLE」とし、端末ラインアップの多様化、多目的化を図り、新しいワイヤレス市場を開拓します。
* ネットインデックスのWILLCOM SIM STYLE対応製品“TT” Tiny Talk (WS001IN), “DD” Data Driver (WS002IN),nico. (WA005IN),W-SIM (RX410IN)
『W-SIM インターフェース評価キット』について
製品特徴
1. SIM STYLEの基本動作を公衆網への接続無しで確認することが可能
PCを仮想W-SIMとすることで、製品版W-SIMの基本動作を確認することが可能です。
2. 基本動作シナリオが付属
製品版W-SIMの基本動作を収めたサンプルシナリオが付属しているため、開発中のSIM STYLEの動作確認が可能です。
製品詳細
1. インターフェース評価キットの内容
(1)セットボックス(W-SIM延長ケーブル付き) (2)W-SIM延長ケーブル(予備用)
(3)PC接続用W-SIM1台 (4)W-SIMシミュレーションTOOL
(5)基本動作確認用サンプルシナリオ(W-SIMシミュレーションTOOLで使用)
(6)各種ドキュメント
2. 基本動作確認用サンプルシナリオ項目一覧
(1)初期ネゴシエーション (2)音声発信 (3)音声着信 (4)PB音送出 (5)通信中中断
(6)干渉回避 (7)ライトメール (8)ライトEメール (9)Eメール自動受信 (10)ローミングメール
(11)安全運転モード (12)ボイスメール (13)位置情報通知 (14)表示 (15)設定 (16)SO登録
(17)ファイル転送
3. W-SIMシミュレーションTOOLの機能
(1)エミュレート機能
レスポンス定義ファイル(マクロファイル)によるコマンドの自動応答が可能
(2)シナリオ機能
ユーザー定義のシナリオ読み込みによるシーケンス実行が可能
(3)情報管理機能
製品版W-SIM内部情報と同じ内容の管理が可能
(ファイルリスト、Sレジスタ、コマンド値など)
(4)PCMデータ通信機能
PCMデータをUPLOAD/DOWNLOADすることが可能
(5)ログ機能
通信内容の表示およびテキストで保存することが可能
(6)DISP確認機
能擬似電界強度をDISP信号として送出が可能
(7)BS設定機能
SIMSTYLE側ではバッテリの消費を抑えるための省電力機能があり、その機能動作設定を仮想的に実現した状態における評価が可能
4. W-SIM インターフェース評価キット価格
1,563,450円/セット(税抜1,489,000円)