サン、エントリーモデルのワークグループサーバー「Sun Fire V」シリーズを販売
サン、ワークグループサーバを一新
-Sun Fire V125/V215/V245/V445サーバを発表-
サン・マイクロシステムズ株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:末次朝彦、以下サン)は、コンパクトで価格性能に優れたエントリー・レベルのワークグループサーバとして好評のSun Fire(TM) Vシリーズの新モデルとなる「Sun Fire V125サーバ」、「Sun Fire V215サーバ」、「Sun Fire V245サーバ」、「Sun Fire V445サーバ」を発表し、Sun Fire Vシリーズを一新、本日より販売を開始します。
Sun Fire V125サーバは、Sun Fire V120サーバの後継となるシングル・プロセッサ構成の1Uサーバで、価格は35万6,000円です。Sun Fire V215/V245サーバは、Sun Fire V210/240サーバの後継機となるデュアル・プロセッサ構成の1U/2Uサーバで、価格はSun Fire V215サーバが65万5,000円から、Sun Fire V245サーバは74万4,000円からとなります。Sun Fire V445サーバは、Sun Fire V440サーバの後継となる4プロセッサ構成の4Uサーバで、価格は259万1,000円からとなっています。出荷開始は、Sun Fire V125/V215/V245サーバが10月中旬から、Sun Fire V445サーバが10月下旬からを予定しています。
今回の新ワークグループ・サーバの発表と、今年8月に発表したUltraSPARC(R) IV+ 1.8GHz搭載のSun Fire V490/V890サーバ、E2900/E4900/E6900サーバ、E20K/E25Kサーバにより、サンはシングル・プロセッサ構成のラックマウントサーバからハイエンド・サーバに至る全製品ラインにおいて、テクノロジを一新したことになります。
【 製品の概要と特長 】
■Sun Fire V125サーバ
今あるシステム資産との調和を保ちながら、現行のコンピューティング環境を大きく変えることなく、ユーザ数の増加に対して細かな単位でリソースを追加するweb 層におけるフロント・エンド・サーバとして最適なサーバです。
- UltraSPARC IIIi(1MB キャッシュ)1.0GHzを1基搭載する1U サーバ
- 最大メモリ搭載容量8GB(2GB DIMM 使用時)
- PCIスロット1つ(66MHz/64Bit/3.3V)
- 標準で10/100/1000 Ethernetを2 ポート用意
- 標準で73GB 10000回転Ultra3 SCSIディスクドライブ(3.5 インチ)を1台
搭載
- オプションで146.8GB 10000回転Ultra3 SCSI ディスクドライブ(3.5 イン
チ)を提供
- 最大2台搭載可能なディスクドライブ
- SSHによるセキュアなアクセスが可能なALOM
- System Configuration Card(SCC)を搭載
- Solaris(TM) 10をプリインストール
- Solaris 8/9/10をサポート
■Sun Fire V215/V245サーバ
PCI-Express、PCI-Xの採用によりIO性能を向上させるとともに、二重化された電源、ハードウェアRAID 0/1構成が可能なディスクドライブ等によりRAS機能を向上させています。デュアル・プロセッサ構成で密度を重視する場合はSun FireV215サーバを、拡張性を重視する場合はSun Fire V245サーバをお奨めします。
- 1.5GHz UltraSPARC IIIi (1MB キャッシュ)の採用。最大2 基搭載可能
- Sun Fire V215サーバは2CPU搭載可能な1Uサーバ
- Sun Fire V245サーバは2CPU搭載可能な2Uサーバ
- 最大メモリ搭載容量16GB(2GB DIMM 使用時)
- PCI-Expressを1スロット、PCI-Xを1スロット装備(Sun Fire V215)
- PCI-Expressを2スロット、PCI-Xを2スロット装備(Sun Fire V245)
- ホットスワップに対応したファンと冗長化された電源
- 73GB 10000 回転SAS ディスクドライブ(2.5 インチ)の採用
- Sun Fire V215サーバでは最大2台、Sun Fire V215サーバでは最大4台まで搭載可能なディスクドライブ
- RAID 0/1構成可能
- Solaris 10 6/06 をプリインストール
- Solaris 9/10 をサポート
■Sun Fire V445サーバ
Sun Fire V215/V245サーバと同様、PCI-Express、PCI-Xの採用によるIO性能の向上、内蔵可能なディスクドライブ容量の増加、二重化された電源、ハードウェアRAID 0/1 構成可能なディスクドライブによるRAS機能の向上を実現しています。x86サーバとは一線を画するSPARC/Solarisサーバならではのスケーラビリティを備えています。
- 1.593GHz UltraSPARC IIIi(1MB キャッシュ)を最大4基搭載可能
- 最大メモリ搭載容量32GB(2GB DIMM使用時)
- PCI-Expressを4スロット、PCI-Xを4スロット装備
- ホットスワップに対応したファンと電源
- 73GB 10000回転SAS ディスクドライブ(2.5 インチ)の採用
- 最大8台まで搭載可能なディスクドライブ
- RAID 0/1構成可能
- 標準で10/100/1000 Ethernetを4ポート用意
- SSH によるセキュアなアクセスが可能なALOM
- Solaris 10 6/06をプリインストール
- Solaris 9/10をサポート
なお、製品に関する詳細は下記URLを併せてご参照ください。
http://jp.sun.com/sunfirev125
http://jp.sun.com/sunfirev215
http://jp.sun.com/sunfirev245
http://jp.sun.com/sunfirev445
●Sun、Sun Microsystems、サンのロゴマーク、Sun Fire、Solarisは、米国Sun Microsystems,Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
●すべてのSPARC商標は、米国SPARC International, Inc.のライセンスを受けて使用している同社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。SPARC商標が付いた製品は米国Sun Microsystems, Inc.が開発したアーキテクチャに基づくものです。
■本件に関する一般のお客様からのお問い合わせ先:
サン・マイクロシステムズ株式会社
カスタマー・ネットワーキング・センター(CNC)
TEL: (03)5717-5033