CTC、米社と日本におけるディスプレイ関連製品のマーケティングについて業務提携
CTC、米Microvision社と日本における製品のマーケティングについて業務提携
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称:CTC、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:奥田陽一)では、米国Microvision,Inc(マイクロビジョン、本社:ワシントン州レッドモンド、President&CEO:Alexander Tokman)と、日本国内における同社ディスプレイ関連製品のマーケティングについて業務提携を開始します。
今回の提携によりCTCでは、Microvision社開発の「MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)マイクロミラー」技術を使用したヘッドマウントディスプレイ「NOMAD」(*1)を始めとする各種製品の販売活動を展開いたします。
なお、Microvision社は、「MEMS技術」の応用製品である、ワイヤレスヘッドマウントディスプレイ「NOMAD」やバーコードリーダー「FLIC」(*2)、更にMEMSと光源モジュール、光学部品を極小パッケージに集積したIPM(Integrated Ohotonic Module)のコンセプトを10月3日(火)より幕張メッセにて開催されている「CEATEC JAPAN2006」(会場:幕張メッセ)にて展示しています。
CTCでは、これまでにも産業用高性能カメラやセンサー、画像処理ボード、ソフトウェアなどの販売からシステム受託開発など、産業用画像処理分野において約20年にわたり、幅広くビジネスを展開しています。
こうした実績を踏まえ、今後CTCでは、家電メーカーや自動車メーカーをはじめとする製造業、エンターテインメント業界など、幅広い業種を対象として、Microvision社の製品の拡販、ならびに同社技術を活用する新規市場開拓を積極的に展開します。
■Microvision,Incについて
Microvision 社は、高解像度表示と画像処理システムのための光走査技術の開発で世界をリードする企業です。「MEMSマイクロミラー」による光スキャンニング技術をベースに、革新的なマイクロディスプレイ及びイメージングプラットフォームを開発し、様々な産業用・コンシューマー製品向けに全く新しいソリューションを提供しています。現在そのコアとして、超小型のコンポーネント「IPM」の開発を行っています。
President&CEO:Alexander Tokman
所在地:米国ワシントン州レッドモンド
設 立:1993年
従業員:約140名
(*1)ワイヤレスヘッドマウントディスプレイ「NOMAD」
「ハンズフリー」「シースルー」で情報を見るためのヘッドマウントディスプレイ。
ユーザは必要なデジタルデータ/画像を、通常の視界にオーバーラップして見ることができる。
(*2)バーコードリーダー「FLIC」
使いやすい形状のレーザースキャン方式の低価格1Dバーコードリーダー。PCや携帯電話などのモバイル端末と簡単に接続でき様々なアプリケーションに対応可能。
以上