IIJ、「IIJマネージドファイアウォールサービス」を提供開始
IIJ、「IIJマネージドファイアウォールサービス」を提供開始
- SLAとアノマリ検知システムを採用した高品質マネージドファイアウォールサービスを開始 -
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 幸一、コード番号:3774 東証マザーズ)は、11月1日より、SLA(Service Level Agreement、サービス品質保証制度) (*1)とアノマリ検知(*2)システムを採用した、新マネージドセキュリティサービス「IIJマネージドファイアウォールサービス」を提供開始いたします。
「IIJマネージドファイアウォールサービス」は、IIJのセキュリティエンジニアがお客様の社内に設置したファイアウォール機器をリモートから運用管理するサービスです。ファイアウォール機器のレンタルおよび設定から運用・監視、保守までをIIJが一貫して行うことにより、お客様ネットワークのセキュリティレベルを常に最新の状態に保ちます。これにより、お客様は余分な手間やコストをかけることなく、社内LANやWANなどの各セキュリティゾーンに対する適切なアクセス制御を実現でき、お客様のネットワーク環境をあらゆる脅威から防御します。
IIJでは既に企業向けマネージドファイアウォールサービスとして「IIJセキュリティプレミアム」と「IIJセキュリティスタンダード」を提供しており、オンライン証券などのミッションクリティカルなユーザ向けのファイアウォールを数多く運用してまいりました。
「IIJマネージドファイアウォールサービス」では、これまでの豊富な運用ノウハウを活かして新たにSLAを導入し、さらに24時間365日のエンジニアによるサポート対応オプションをご用意することで、クリティカルなニーズにも対応した高品質で安定したファイアウォールサービスをご提供します。また、アノマリ検知システムを採用するなど、攻撃検知機能をより一層強化することで、インターネットとの境界部分はもちろん、社内LAN/WANなど内部ネットワーク内での不正アクセスの早期発見を可能とします。
今後、提供機器としてUTM(*3)機器の追加を行うなど、より一層の機能拡充を行う予定です。
IIJでは、今後もセキュリティサービスをより一層強化し、ネットワークに関わるあらゆるセキュリティ機能を手軽にご利用いただけるように尽力してまいります。
■ 「IIJマネージドファイアウォールサービス」主な機能
基本機能
・ファイアウォール機器のレンタル提供
・24時間365日の運用監視
・設定変更・ソフトウェアのバージョンアップ等の代行
・SLA対応
・リアルタイムレポート機能
・アノマリ検知システム
オプション機能
・IIJエンジニアによる導入前コンサルティング
・ホットスタンバイオプション
・拡張サポートオプション(24時間365日の設定変更対応および問い合わせ対応)
・オンサイト保守オプション
・VPNオプション
■提供機器
・NOKIA IPシリーズ
・Juniper NetScreenシリーズ
・Juniper ISGシリーズ
■提供価格
月額¥ 50,000 ~
(*1) SLAについて: IIJマネージドファイアウォールサービス約款」に従って、以下の内容を保証します。
・ 設定変更要求の応答保証
設定変更依頼から設定変更依頼受領の通知までが、2時間以内であることを保証します。
・ 設定変更要求の確認保証
設定変更依頼受領の通知から設定変更内容確認の連絡までが、4時間以内であることを保証します。
・ 設定変更の実施保証
設定変更内容確認の終了から設定変更作業着手までが、4時間以内であることを保証します。
・ 障害通知時間の保証
障害検知から障害通知までの時間が、30分以内であることを保証します。
(*2) アノマリ検知: 統計情報を元に、変則的な通信を異常(anomaly)として検知する機能
(*3) UTM(Unified Thread Management): 複数のセキュリティ機能を一つの機器に統合し、集中的に管理・運用を実施すること