日本HP、最新プロセッサー搭載のx86サーバー9機種37モデルを発売
エントリー製品からハイエンド製品まで、新世代のx86サーバ新製品を一挙に発売
-最新のAMD Opteron(TM)プロセッサを搭載したブレード型サーバ、ラックマウント型サーバの次世代機など、豊富なラインアップを展開-
日本ヒューレット・パッカード株式会社(略称:日本HP、本社:東京都品川区、社長:小田 晋吾)は本日、ブレード型サーバを含む業界標準x86サーバHP ProLiantファミリにおいて、最新のプロセッサを搭載した新製品9機種37モデルを一斉に発売します。AMD社製、インテル社製の多彩なプロセッサを選択可能なラインアップを揃え、多様な顧客ニーズに応えます。
今回の新製品ラインアップの概要は以下の通りです。
・最新のSocket F(1207)対応 AMD Opteronプロセッサ 2000シリーズまたは8000シリーズを搭載した、ブレード型サーバ「HP ProLiant BL465c」(HP BladeSystem c-Classで初めてのAMD Opteronプロセッサ搭載サーバ)と、ラックマウント型サーバ「HP ProLiant DL385/DL585 Generation 2(以下、G2)」(両シリーズの次世代機)
・デュアルコア インテル(R)Xeon(R)プロセッサー3000番台を搭載した(*1)次世代エントリーサーバ、「HP ProLiant ML310 G4/DL320 G5」
・最新プラットフォームに低電圧版 デュアルコア インテル Xeon プロセッサー 5148を搭載し、同一電力でより多くのサーバを配備可能にした、ラックマウント型の「HP ProLiant DL360/DL380 G5」とブレード型の「HP ProLiant BL20p G4」、「HP ProLiant BL460c」の各新モデル
*1:本製品には、デュアルコア インテル Xeon搭載モデルのほか、インテル Pentium(R) Dプロセッサーやインテル Celeron(R)D プロセッサーを搭載したモデルもあります。
・AMD Opteronプロセッサ搭載 新製品(*添付資料参照)
・エントリーサーバ 新製品(*添付資料参照)
・低電圧版 デュアルコア インテル Xeon プロセッサー 5148 搭載 新製品(*添付資料参照)
<AMD Opteronプロセッサ搭載 新製品>
HP ProLiantファミリは、x86サーバとして、業界最多のAMD Opteronプロセッサ搭載製品をラインアップしています。本日さらに、最新のSocket F(1207)対応 AMD Opteronプロセッサ2000シリーズ/8000シリーズを搭載したブレード型サーバの新シリーズと、ラックマウント型サーバの次世代機を追加、発売します。新製品はいずれも、2.5インチ SAS (シリアルアタッチドSCSI)ディスクドライブや、iSCSIやTOE(TCP/IPオフロードエンジン)も利用できるマルチファンクションGigabit NIC、広帯域幅デバイスに対応するPCI Expressといった最新技術を結集したプラットフォームに、最新のAMD Opteronプロセッサとさらなる性能向上と省電力を実現したDDR2メモリを採用することで、システムレベルでの優れた相乗効果を発揮し、最高レベルのパフォーマンスとワット性能(消費電力あたりの性能)を提供します。
・HP ProLiant BL465c
本製品は、サーバ、ネットワーク、ストレージを包含するシステムレベルのコンソリデーションを可能にするHP BladeSystem c-Classで初めてとなる、AMD Opteronプロセッサ搭載サーバです。本サーバは、新世代ブレードシステムの構成に新しい選択肢を提供します。10U(高さ81.3cm)のエンクロージャに最大16台まで格納できる業界最高レベルの高密度筐体に、最大2基のデュアルコア AMD Opteronプロセッサ 2000シリーズと32GB(*2)のDDR2メモリ、6つのネットワークインタフェースを搭載できます。
・HP ProLiant DL385 Generation 2(G2)
HP ProLiant DL385の次世代機であるG2は2Uサイズ(高さ8.6cm)の薄型筐体に最大2基のデュアルコア対応のAMD Opteron プロセッサ 2000シリーズと最大32GB(*2)のDDR2メモリ、最大8基の2.5インチSAS HDDを搭載でき、システムレベルでパフォーマンス、ワット性能に優れています。HP ProLiant DL385 G2は従来の定評あるハイパフォーマンスコンピューティング、EDAといった用途はもちろん、汎用アプリケーションでも優れた性能を発揮します。
・HP ProLiant DL585 Generation 2(G2)
HP ProLiant DL585の次世代機 G2は、4Uサイズ(高さ17.5cm)の筐体に最大4基のデュアルコア対応AMD Opteronプロセッサ 8000シリーズを搭載できます。
DDR2メモリや、SAS ディスクドライブ、PCI Express といった最新技術の採用により、業界をリードするさらなる高パフォーマンスを実現しました。
HP ProLiant DL585 G2 は、最大128GB(*2)のメモリ容量により、多くのアプリケーションをより高速で動作させることができます。大容量ストレージ、バックアップ装置を集約するサーバコンソリデーション、仮想化による複数サーバ環境の統合など、大規模なエンタープライズ環境に適しています。
*2: 近日中に発売予定の 8GB PC2-5300 REG DDR2 ECC SDRAMメモリキット(2x4GB)搭載時の容量となります。
<エントリーサーバ 新製品>
1プロセッサ搭載エントリーサーバのHP ProLiant ML310および HP ProLiantDL320において、インテル Celeron D プロセッサーのほか、最新のデュアルコアインテル Xeon プロセッサー 3000番台を搭載した次世代機を発売します。
定評あるリモート管理用プロセッサ「iLO2」の標準搭載、日本HPが無償で遠隔モニタリングを行うサービス「HP ISEE」への対応など、少数の管理者でも運用しやすいエンタープライズレベルの管理機能をそのままに、さらに価格性能比を向上しました。
・HP ProLiant ML310 Generation 4(G4)
支店・事業所単位や小規模オフィスのファイル共有サーバ、店舗サーバに最適なコストパフォーマンスの高い1プロセッサのタワー型サーバです。デュアルコア インテル Xeon プロセッサー 3000番台のほか、インテル Celeron D、Pentium Dの各プロセッサを搭載したモデルがあり、最大8GBのDDR2メモリ、最大4基のホットプラグ対応SAS/SATAハードディスクドライブを搭載できます。
・HP ProLiant DL320 Generation 5(G5)
データセンターのネットワークエッジサーバ(Webサーバやストリーミングサーバ)などの用途に適した、1U(高さ4.3cm)サイズのラックマウント型サーバです。デュアルコア インテル Xeon プロセッサー 3000番台とインテルCeleron Dの各プロセッサーを搭載したモデルがあり、最大8GBのDDR2メモリ、最大2基のホットプラグ対応SAS/SATAハードディスクドライブを搭載できます。
<低電圧版 デュアルコア インテル Xeon プロセッサー 5148 搭載 新製品>
さらに、昨今大きな課題となっているサーバの消費電力に着目し、以下のシリーズにおいて、低電圧版 デュアルコア インテル Xeonプロセッサー 5148を搭載した新モデルを発売します。これらのモデルは低電圧版プロセッサの搭載によりCPU消費電力が最大で従来製品の約半分に抑えられており、電源供給に制約がある場合でも、より多くのサーバを使用することができます。
HP ProLiant DL360 G5 / HP ProLiant DL380 G5 /
HP ProLiant BL20p G4 (HP BladeSystem p-Class専用) /
HP ProLiant BL460c (HP BladeSystem c-Class専用)
■本日発表の新製品に関する製品情報は以下のURLを参照してください。
http://www.hp.com/jp/proliant_new
■HP ProLiantに関する製品情報は以下のURLを参照してください。
http://www.hp.com/jp/proliant
文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。
<お客様からのお問い合わせ先>
カスタマー・インフォメーションセンター TEL:03-6416-6660
ホームページ: http://www.hp.com/jp/
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2006年10月