日本産業機械工業会、8月の環境装置受注状況を発表
平成18年8月 環境装置受注状況
本月の受注高は、535億9,000万円で、前年同月比102.6%となった。
1.需要部門別の動向(前年同月との比較)
(1)製造業
機械向け産業廃水処理装置、水質汚濁防止装置関連機器の増加により160.6%となった。
(2)非製造業
電力向け下水汚水処理装置、汚泥処理装置の増加により264.8%となった。
(3)官公需
下水汚水処理装置、し尿処理装置、汚泥処理装置の減少により88.5%となった。
(4)外需
排煙脱硫装置の減少により81.9%となった。
(なお、外需は月により変動が大きい。)
2.装置別の動向(前年同月との比較)
(1)大気汚染防止装置
窯業向け集じん装置、その他製造業向け大気汚染防止装置関連機器、電力向け、海外向け排煙脱硫装置の減少により67.4%となった。
(2)水質汚濁防止装置
官公需向け下水汚水処理装置、し尿処理装置、汚泥処理装置の減少により75.8%となった。
(3)ごみ処理装置
官公需向け都市ごみ処理装置の増加により195.9%となった。
(4)騒音振動防止装置
その他非製造業向け騒音防止装置の減少により47.6%となった。
* 関連資料 参照
(表1) 環境装置の需要部門別受注状況
(表2) 環境装置の装置別受注状況
(表3) 平成18年8月 環境装置需要部門別受注額