ロート製薬、漢方薬「和漢箋(わかんせん)」シリーズから4処方を11月に発売
ロート製薬は『漢方事業』に進出します。
『和漢箋(わかんせん)』シリーズとして4処方を2006年11月8日に新発売。「分かりやすい漢方薬」を提案します。店頭で吊り下げ可能な1週間分の小袋タイプもラインナップ。
ロート製薬株式会社(本社:大阪市、社長:山田邦雄)は、2006年11月、「漢方事業」に進出します。当社は機能性化粧品の「オバジ」や「肌研(ハダラボ)」、機能性食品「美活工房」など様々な角度からアンチエイジングや未病、セルフメディケーションに取り組んでまいりました。西洋薬にはない、漢方薬の独自の効き目や良さ、特長を長年研究し続けてきた結果、このたび、現代日本人の体の悩みにお応えすべく「和漢箋(わかんせん)」という漢方薬の新シリーズから4処方を発売することになりました。2006年11月8日、全国の薬局・薬店で新発売します。効能・効果をお客様に分かりやすく伝えるパッケージで、店頭で吊り下げ陳列も可能な1週間分の小袋タイプもラインナップし、ロート製薬独自の分かりやすい漢方薬を提案します。
◆参入の背景
当社は胃腸薬ブランド「パンシロン」等で培った生薬の製剤技術・研究をもとに、従来から漢方薬の研究を進めてまいりましたが、近年の自然志向や東洋への回帰志向、体のトラブルを対症療法的ではなく、根本から治したいという消費者ニーズの高まりを受け、その動きを加速させてまいりました。しかしながら、漢方薬に対する意識調査を実施したところ、消費者の関心は極めて高いものの、「自分にあったものがわかりにくい」「難しそう」といった実態が明らかになりました。そこで、そうした漢方薬独特の分かりにくさの障壁をとり払い、お客様に「分かりやすい漢方」を提案することで、一般用漢方薬市場に効果的な参入が図れると考え、今回の導入に至ったものです。当社は漢方薬の薬理効果を検証・検討していく中で、現代人の慢性的な体の悩みに対し漢方薬が極めて有用と判断いたしました。
◆新製品の特性
現代日本人が慢性的に抱えている体の悩みに対処する、日本人の体にあわせた漢方薬がコンセプトです。ロート製薬独自の視点から「分かりやすい漢方薬」を提案します。効能・効果をお客様に分かりやすく伝えるパッケージで、店頭で吊り下げ陳列も可能な一週間分の小袋タイプもラインナップしました。発売は第一弾として防風通聖散、当帰飲子、十全大補湯、補中益気湯の4処方で、2006年11月8日発売を予定しています。その後、順次アイテムを追加していく予定です。尚、「防風通聖散」はナショナルブランド品として販売し、テレビCMなどの広告を実施予定です。
シリーズ名:和漢箋(わかんせん)
ラインナップ:防風通聖散、当帰飲子、十全大補湯、補中益気湯の4処方。順次アイテム追加予定。
発売日:2006年11月8日(予定)
価格帯(希望小売価格/税込):1418円~1995円(1週間分)、3675円~5775円(3週間分)
容 量:1週間分(小袋タイプ)、3週間分(紙箱タイプ)
プロモーション:テレビCM等(予定)
◆一週間分から試せる、「分かりやすい漢方薬」
自分に合ったものは何か、何に効くのか分かりやすいよう、パッケージに工夫を凝らしました。医薬品ならではの効き目と分かりやすさ、手に取りやすさを追求したパッケージで漢方薬を初めて使う人にもお勧めです。1週間分サイズは店頭で吊り下げ陳列も可能な小袋タイプです。