大日本スクリーン、IBMと「Truepress Jet520」のOEM契約に合意
大日本スクリーン、IBMとTruepress Jet520のOEM契約に合意
大日本スクリーン製造株式会社(本社:京都市上京区)のメディアテクノロジーカンパニー(社長:藤澤 恭平)はこのほど、米国・IBM Printing System Divisionとの間で、自社製品のTruepress Jet520に関するOEM契約に合意しました。
Truepress Jet520は、大日本スクリーンの誇る高度な技術によって、高品質な印刷、高速処理能力、および競争力のある運用コストを実現させた、フルカラーのバリアブルインクジェットプリンティングシステムです。大日本スクリーンが長年培い、お客さまに裏付けされた製版技術、およびセイコーエプソンのインクジェットヘッドとインク技術を利用した最新インクジェットプリント技術によって、この革新的な技術がもたらされました。Truepress Jet520のカラーマネジメント、高速処理能力は、顧客一人一人に最適化されたカタログやダイレクトメール、フルカラーの見積書、顧客データベースを基に作られる高品質印刷に加え、ショートラン印刷にも適したものになっています。
Truepress Jet520は、2005年9月に米国・シカゴで開催された展示会「Print05」で初めて技術紹介され、その後「JGAS2005」(東京)、「IPEX2006」(英国・バーミンガム)、「On Demand 2006」(米国・フィラデルフィア)など各地の主要展示会でデモンストレーションされました。
現在、米国・シカゴで開催中の展示会「Graph Expo*」において、IBMは業務用カラー印刷向けの最新ドロップ・オンデマンド・インクジェット技術のデモンストレーションを行い、近々インクジェット技術を利用した新しいカラープリンティングプラットフォームを市場に提示し、それによってIBMのサーバーやコントローラー技術、AFPカラーコンソーシアムの機能やワークフローポートフォリオを強化させる意志を明らかにしました。その中で、IBMは今回のデモンストレーションのテクノロジー・プロバイダー(技術提供元)として大日本スクリーンを紹介し、セイコーエプソンのピエゾDOD(ドロップ・オンデマンド)ヘッドと水性顔料インクが使われていることに言及しています。
大日本スクリーンは、今回のIBMへのTruepress Jet520のOEM供給が、デジタルプリント市場での当社の存在を示す大きな布石になると考えています。
*Graph Expo
米国で年に一度開かれる最大級の印刷関連展示会の一つ。
2006年は10月15日~18日、シカゴで開催。
■米国・IBM Printing Systems Divisionについて
詳しい情報は下記アドレスへ
ibm.com/printers.
Truepress Jet520
☆ この画像の印刷用データ(解像度300dpi)は、下記URLよりダウンロードできます。
(www.screen.co.jp/press/nr-photo/)