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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'04.27.Sat
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2007'01.11.Thu

旭硝子、ブラウン管用ガラスの生産能力を削減

CRTガラス生産能力の削減について


 旭硝子株式会社(本社:東京、社長:門松正宏)は、2005年から3年間の中期経営計画”JIKKO-2007”の重点施策の1つとしてCRTガラス事業の収益改善を掲げ、当事業の生産体制再編等を検討してきましたが、今般、海外のCRTガラス生産拠点において、製造窯の一部を本年9月末までに順次停止することを決定しました。

 CRTガラスの需要は、パソコン用、テレビ用ともにTFT液晶等へのシフトが急速に進んでいる影響を受け、2004年度の約264百万本から2006年度の約200百万本へと減少する見込みであり、2005年からは販売数量減少に加え、販売価格下落、原燃材料費高騰などにより、当社のCRT事業の採算は急激に悪化しています。

 当社は、これまでもCRTガラスの需要減少に伴い、米国や日本国内からの生産撤退など諸施策を実行してきましたが、今後もCRTガラス需要の減少が予想されることから、今般、さらに生産体制の再編を実施することとしました。今回の再編では、インドネシア(ビデオ・ディスプレイ・グラス・インドネシア社、ファンネル製造窯:1基)及び台湾(パシフィックグラス社、パネル製造窯:1基)での生産を全面的に停止するとともに、その他の拠点においても製造窯を合計4基停止し、当社のCRTガラス生産能力を約35%削減します。これにより当社のCRTガラス生産能力は最大であった2004年と比較し、約50%の削減となります。

 当社のCRTガラス事業は、シンガポール、タイ、中国、韓国において、パネル及びファンネルを生産する体制となりますが、今後も生産体制を再編するなど、必要な対応を継続していきます。
 なお、今回の製造窯の一部停止に伴い、2006年度第2四半期に特別損失が約100億円発生する見込みです。

以上

<ご参考>
1.会社概要

(1)ビデオ・ディスプレイ・グラス・インドネシア社
 イ.所在地:インドネシア西ジャワブカシ
 ロ.代表者:早川 方知
 ハ.資本金:55百万USドル
 ニ.出資比率:旭硝子 95%、その他 5%
 ホ.生産品目:CRTガラス(ファンネル)

(2)パシフィックグラス社
 イ.所在地:台湾桃園市
 ロ.代表者:尾下 幸博
 ハ.資本金:1,474百万台湾ドル
 ニ.出資比率:旭硝子 100%
 ホ.生産品目:CRTガラス(パネル)

2.CRTガラスの構成
 CRTガラスは、画面が映し出される前面の「パネル」、その背後のじょうご型をした「ファンネル」及び電子銃を収納する「ネックチューブ」の3部品から構成されています。



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