日立アプライアンス、脱臭率を99%に向上させた加湿機能付き空気清浄機を発売
「臭ワンエンジン」により、業界最高*1の脱臭率99%*2を実現
空気清浄機「クリエア 脱臭大賞」[加湿機能付き]を発売
日立アプライアンス株式会社(取締役社長:石津 尚澄)は、業界初*1の「ナノテク4段脱臭」を採用した「臭ワンエンジン」で、脱臭率を業界最高の99%に向上させた「クリエア 脱臭大賞」EP-AV500(28畳用)を9月10日から発売します。また、同時にEP-AX30(20畳用)、EP-AZ10(15畳用)も発売し、「クリエア」シリーズとして、3機種を展開します。
「クリエア 脱臭大賞」では、においを捕集する「ナノテク4段脱臭」と、「アレルオフイオン」や「ヘルシーミスト」を放出する機能、およびその動力源である「ウイングターボファン」から成る「臭ワンエンジン」によって、業界最高の脱臭率99%を実現しました。
「ナノテク4段脱臭」には、ナノレベルの超微細孔により、におい分子を吸着する「シーキュラス*3」を引き続き採用しました。今回は、この「シーキュラス」を微粒子状にすることで表面積を増やし、スピード脱臭を可能にした「微細シーキュラス」を新開発しました。加えて、シックハウス症候群の原因といわれるホルムアルデヒドを低減する「ホルムオフ活性炭」についても、増量等により、既定濃度への低減時間を約33%短縮*4しました。また、アンモニアなどの生活臭を強力に吸着する「粒状シーキュラス」や、微細なにおいの分子を効率よく捕集し、しっかり分解する「ナノチタン」を継続採用しています。
従来機種から搭載している「アレルオフイオン」は空気中のアレル物質の活動を抑制*5し、ウイルスや浮遊菌・カビ菌を99.9%除去*6する他、アンモニア等の浮遊臭を分解*7します。「ヘルシーミスト」は放出量が約1.5倍*8になり、加湿能力をアップしました。「アレルオフイオン」との相乗効果で、カーテンやソファに染み込んだ付着臭を除去*9します。
花粉・ダニなどのアレル物質をはじめとする空気中の汚れに対しては、集じん効率99.97%*10の「アレルオフHEPA」が22種類のアレル物質をフィルターでしっかり捕集・抑制*11します。 さらに、新採用の「洗える脱臭フィルター」は、つけ置き洗いにより、においの吸着効果が回復し、約10年間交換不要です*12。その他にもニーズに合わせて選べる5つの自動運転モードなど、基本機能の充実も図りました。
さらに、新採用の「洗える脱臭フィルター」は、つけ置き洗いにより、においの吸着効果が復活し、繰り返し使用できます。その他にもニーズに合わせて選べる5つの自動運転モードなど、基本機能の充実も図りました。
デザイン面では、インテリア性と機能性を両立し、なめらかな曲面を持つ「エアロラウンドフォルム」に高品質仕上げを施しました。本体色は、室内の色彩傾向に合わせた「クリアパール」と「クリアガーネット」の2色展開としました。
【 型式および発売日 】
添付資料をご参照ください。
*1 2006年7月26日現在。家庭用空気清浄機において。
*2 1m3の試験ボックス内で、タバコ5本を燃焼させ、定格風量で1分間運転した後のアンモニア、アセトアルデヒド、酢酸の初期総合除去率。脱臭性能は使用により低下します。
*3 「シーキュラス」は中部電力株式会社の登録商標です。
*4 JEMホルムアルデヒド除去基準試験準拠(0.08ppm以下にする時間。6畳にて)。2005年度モデル:約60分、2006年度モデル:約40分。
*5 スギ花粉(内部):試験依頼先/(株)イムノプローブ 試験方法/ELISA法。
コナヒョウヒダニの死骸:試験依頼先/(財)日本環境衛生センター 試験方法/ELISA法。
*6 浮遊ウイルス、浮遊菌を噴霧し、空気を循環させた後、アレルオフイオン発生素子の有無にて空気中の浮遊ウイルスの数を経時的に測定。、浮遊カビ菌減少効果:試験依頼先/(財)北里環境科学センター 試験方法/490×460×670mmの容器にウイルス
*7 アレルオフイオン放出ユニット単体での試験ボックス内のアンモニア濃度を測定。
*8 湿度20%(室温20℃)で1時間ターボ運転した際の加湿量 2005年度モデル:250ml/h、2006年度モデル:380ml/h。
*9 8畳の実験室でにおい(タバコ10本分)を染み込ませた布片を吊るし、布片のにおいの濃度を測定。
*10 フィルター単体での除去性能。
*11 コナヒョウヒダニの糞、ヤケヒョウヒダニの糞、スギ花粉(表皮):試験依頼先/広島大学大学院 試験方法/ELISA法。コナヒョウヒダニの死骸、ヤケヒョウヒダニの死骸、犬フケ、猫フケ、スギ花粉(内部)、ススカビ、コウジカビ、ネズミの尿、ゴキブリのアレル物質、 小麦粉、そば、卵白、卵、牛乳(β-ラクトグロブリン)、牛乳(カゼイン)、落花生:試験依頼先/フナコシ(株)開発部研究室 試験方 法/ELISA法。ヒノキ花粉、大豆:試験依頼先/(株)イムノプローブ 試験方法/ELISA法。ブタクサ花粉:試験依頼先/杏林大学 試験方法/ELISA法。
*12 3ヶ月に1回、30分間水につけ置き洗いをした場合。
【 需要動向および開発背景 】
2006年度の空気清浄機の需要は、180万台(前年比約110%)が見込まれています。近年の健康・清潔志向の高まりを反映して、特に実売価格3万円以上の高付加価値機種の比率が増加しており、2006年度は、約半数に達すると予測されます(日立調べ)。
近年、高気密住宅の増加や、生活様式の変化に伴い、有害なホルムアルデヒド、料理臭、トイレ臭、ペット臭など、さまざまな室内のにおいが、空気環境悪化の一因になっているといわれています。このため、空気清浄機の脱臭力強化には高いニーズがあります。
そこで当社は、捕集機能と放出機能との組み合わせで、脱臭性能を業界最高レベルに高めつつ、アレル物質除去などの基本機能もしっかり充実させた製品を開発しました。
【 主な仕様 】
添付資料をご参照ください。
【 関連情報 】
空気清浄機 ホームページ
http://kadenfan.hitachi.co.jp/airclean/
【 お客様お問い合わせ先 】
お客様相談センター
電 話:0120-3121-11
以 上
