独コクリエイト、データ管理ソフトをベルギー社が50ライセンス導入
ベカルト社が、コクリエイトのデータ管理製品で設計の生産性を活性化
~世界的スチールワイヤメーカのエンジニアリング部門が、Model Managerを50ライセンス導入~
独コクリエイト・ソフトウェア(CoCreate Software GmbH、以降コクリエイト)は、ベルギーのベカルト・エンジニアリング社(Bekaert Engineering)が、コクリエイトのデータ管理ソフトウェアであるModel Managerを50ライセンス導入し、製品開発環境を拡張したことを発表しました。
ベカルト社(N.V. Bekaert S.A.)は、高度な金属加工やコーティング技術を持つ、世界的スチールワイヤメーカです。同社の全世界の拠点における従業員数は約17,000名で、120カ国における総売上高は31億ユーロです。ベカルト・エンジニアリング社は、ベカルト社の一事業部で、ベルギーのインゲルムンステルに本拠地を置いています。ベカルト・エンジニアリング社には100名以上のエンジニアが従事しており、最新鋭のソフトウェアを活用して産業オートメーションシステムのソリューション開発を行っています。2次元・3次元CADには、モジュールも含めてコクリエイトの製品群を数年に渡って使用しています。
ベカルト・エンジニアリング社はこの度、より高度な「リーン(ムダのない)製品開発」環境を構築するために、Model Managerを採用しました。
「設計データとプロジェクトデータを効率的に管理し、設計の生産性と質を改善したいと考えています。」と、ベカルト・エンジニアリング社のCAD マネージャであるChristian Vandewalle氏は述べています。
Model Managerの採用により、3次元モデルと関連する2次元図面のロードと保存、バージョンやステータスの管理、設計データの社内流用先の確認、多量のデータベースからの迅速な設計データ検索が可能になりました。全世界のベカルト・エンジニアリング社で新しく作成された3次元設計データは全て、開発の中心拠点であるベルギーに設置されたModel Manager サーバで管理されます。中国、インド、ブラジル、スロバキアの設計製造部門は、そこから必要なデータを引き出します。
「Model Managerにより、技術者は同じデータに対して同時に作業できるので、時間とコストを削減することができます。また、既存の部品や設計データを新規プロジェクトで再利用することで、総コストを低減しつつ、納期短縮、品質の向上が実現できます。」と、Vandewalle氏は述べています。
Model Managerをベカルト社の既存のITシステムと統合することにより、Model Managerのデータは、Windchill、SAPといったエンタープライズ系のシステムを経由して、設計部門から他のチームに共有されます。このようにして、リーン製品開発環境の実現を可能にします。
「既存のITシステムとの統合が容易であることが、適合性の高いソリューションであるModel Managerを選択する最終的な決め手になりました。」と、Vandewalle氏は述べています。
コクリエイトは、ベルギーの販売パートナであるSAVACO社を通じて、ベカルト・エンジニアリング社に納入しています。
コクリエイト・ソフトウェア(日本)について:
■ 会社名: コクリエイト・ソフトウェア株式会社
■ 設立: 1998年2月
■ 代表者: 代表取締役社長マークC. カトラー(Mark C. Cutler)
■ 所在地: 東京都府中市府中町1-9(本社)
■ URL: http://www.cocreate.com/japan/
■ 会社情報:
コクリエイト・ソフトウェア株式会社は、ドイツCoCreate Software GmbHの日本法人で、CoCreate製品の販売、コンサルティングおよびサポートサービスを行っています。
CoCreateは、リーン製品開発の実施、迅速な設計の実現、効率的なナレッジの再利用によるビジネスの加速を求める企業向けに、3G PLM ソフトウェアを提供しています。また、リーン製品開発の成功の鍵であり、3次元製品開発における類を見ないスピードと設計変更への柔軟な対応を誇る「ダイナミックモデリング技術」の世界No.1プロバイダです。
CoCreateの製品は世界30カ国以上の国々で使用されています。日本市場では、精密機械業界においてシェアNo.1です。
CoCreateおよびOneSpaceは、CoCreate Software GmbHの登録商標です。
本文中に記載されている社名および製品名は各社の登録商標または商標です。
本プレスリリースは、CoCreate Software GmbHから2006年7月25日に発表されたプレスリリースの抄訳です。
