日立国際電気、高精細/高速フレームレートの産業用カメラ7タイプ14機種を発売
高精細/高速フレームレート対応の産業用カメラとして
パワーオーバーカメラリンク および ミニカメラリンクインターフェース対応の
全14機種(7タイプ)をニューラインアップとして発売
日立国際電気(社長:長谷川 邦夫)は、高精細/高速フレームレートの産業用カメラでとしてパワーオーバーカメラリンクおよびミニカメラリンクインターフェース対応のプログレッシブカメラ全14機種(7タイプ)を同時発売します。
産業用カメラは半導体製造・各種検査装置などのFA、医用・バイオ、マテリアル、ITSなど様々な産業分野で画像入力用として用いられますが、高精細、高フレームレートなどが求められています。
今回発売のラインアップは高速インターフェース(最大2.3Gbps)であるCameraLinkを採用し、SDR型コネクタ(小型デジタル出力コネクタ)により小型化を実現しました。さらにPCLモデルではパワーオーバーカメラリンク(PoCL)により、ケーブル1本で電源供給、映像出力、制御が可能となり、装置組み込みなどが容易になります。
500万画素の高精細タイプ、120フレーム/秒のフレームタイプなど全7タイプ・14機種のラインアップにより幅広い産業ニーズに対応します。
*品名・価格の一覧は添付資料をご参照ください。
【 主な特長 】
●パワーオーバーカメラリンク対応(PCLモデル)
・電源重畳のパワーオーバーカメラリンク(PoCL)対応により、ケーブル1本で電源供給が可能です。
・設置/配線が簡単、電源アダプタも不要です。
●Mini Camera Link対応のSDRコネクタで小型化を実現(PCLモデル/SCLモデル共通)
・SDR型コネクタ(デジタル出力コネクタ)を採用し、小型化を実現、様々な用途(装置組み込み、小型ヘッド部など)に使用できます。
・PCL/SCLモデルの外形寸法
12×12.5×47.5mm : KP-FB30PCL/SCLのヘッド部
29×29×29mm : KP-F39PCL/SCL
29×29×38mm : KP-F31PCL/SCL、KP-F230PCL/SCL
44×44×43mm : KP-F500PCL/SCL、KP-FD140PCL/SCL、KP-FD202 PCL/SCL、KP-FB30PCL/SCLの制御部
●高精細500万画素対応(KP-F500PCL/SCL)
有効画素数 2456(水平)×2058(垂直) の2/3型CCDによる高解像度かつ16フレーム/秒の高フレームレートを実現しています。
●高速フレームレート120フレーム/秒対応(KP-F31PCL/SCL)
縦横29×29mmの小型サイズで高速120フレーム/秒の高速伝送を実現しています。多彩なトリガ機能も合わせて高速処理が要求される様々な用途に使用できます。
●セパレート型で超小型ヘッド&小型制御部を実現(KP-FB30PCL/SCL)
ヘッド部のサイズは、12.5×12mmの超小型を実現、様々な用途(装置の先端部など)に活用可能です。
また、制御部(ヘッド部と3mのケーブルで接続)も29×29×38mmの小型を実現しています。映像伝送は60フレーム/秒の高フレームレートを実現しています。
●システム対応に適した機能
【カラー/白黒モデル共通機能】
・バリアブル電子シャッター
・リモートコントロール
・パーシャルスキャンモード
・フレームオンデマンド(バリアブルトリガー)
・10/8ビットの切換えが可能(F500モデルでは12ビットの切換えも可能)
【カラーモデルのみ】
・ホワイトバランス
・6色独立マスキング
【 主な仕様 】
添付資料をご参照ください。