日立国際、電動雲台一体型カラーカメラ「HC-40」を発売
光学ズーム35倍、最高水平旋回速度90度/秒で
広範囲の監視を実現する電動雲台一体型カラーカメラを発売
株式会社日立国際電気(社長長谷川邦夫)は、映像監視システムにおいて、広いエリアを死角なく監視できる装置として、光学ズーム35倍、最高水平旋回速度90度/秒(水平360度エンドレス旋回)、最高垂直旋回速度45度/秒(垂直±90度旋回)などを実現した電動雲台一体型カラーカメラHC-40を発売します。
プラント、発電施設、鉄道、空港、港湾、ダム、浄水場など、高い安全性、防犯が求められる重要施設の監視用として使用いただけるものと考えています。
当社では、映像監視システム用として、特長あるカメラ、レコーダ、伝送装置、ネットワーク装置などを継続的に開発して多様化するニーズに柔軟に対応し、安全で豊かな社会作りへ貢献したいと考えています。
品名 電動雲台一体型 カラーカメラ
型式 HC-40
標準価格 オープン価格
年間販売予定台数 1,200台
販売開始時期 2006年12月1日
出荷開始時期 2007年2月1日
【主な特長】
35倍光学ズームレンズ搭載
遠くの被写体もはっきりと視認できる高倍率の光学35倍ズームレンズを搭載しました。
電子ズーム8倍と組合せると最大280倍の倍率を実現します。
水平最高90度/秒の高速旋回
広範囲を監視する場合に、被写体の動きを見逃さない高速旋回最大90度/秒(プリセット動作時)を実現しました。
垂直方向は最大45度/秒(プリセット動作時)となります。
全方位監視を実現
水平方向は360度エンドレス旋回、垂直方向は±90度旋回を実現、全方向に対して死角のない監視を実現します。
また、天吊りにも対応し、軒下などへの設置もできます。
システム対応に適したインターフェース
カメラと、カメラを制御する操作器との間は制御信号を同軸ケーブルに重畳する同軸多重制御、映像伝送の同軸ケーブルとは別に制御専用のケーブルで制御信号を伝送するRS-485制御(2W:半2重、4W:全2重)を選択可能なため、各種操作器(オペレーションユニットOP-C30、プリセット操作器P-A400など)、伝送装置、記録装置などと組み合わせた柔軟なシステム構築が可能です。
オプションで夜間監視用として、照明灯(LH-40:100W×1灯)の取り付けもできます。
【主な仕様】
※添付資料を参照
【添付写真】
1.電動雲台一体型カラーカメラHC-40外観写真