日立、南アフリカで小規模医療機関向け卓上型臨床分析装置を販売開始
小規模医療機関向けの卓上型臨床分析装置を南アフリカ共和国で販売開始
南アフリカ共和国バツワディ社と供給販売および保守業務の委託契約を締結
株式会社日立製作所パーソナル・ヘルスケアベンチャーカンパニー(カンパニー長&CEO:三巻弘/以下、日立)は、このたび、患者の臨床検査をその場で迅速に実施できる小規模医療機関向けの卓上型臨床分析装置「日立クリニカルアナライザーS40」に関する南アフリカ共和国における供給販売および保守業務の委託契約をバツワディ・ファーマシューティカルズ社(CEO:クリストファー・ビットフィールド/以下、バツワディ社)と締結しました。
近年、南アフリカ共和国では、急速にメタボリックシンドロームのような生活習慣病の診断に関連する市場が拡大しています。健康保険制度の整備が進む一方、日本と異なり、国土が広く、大規模な受託検査センターのない同国において、小規模な病院や診療所向けの医療機器に対する需要が伸張しています。
こうした中で、今回、日立はバツワディ社と「日立クリニカルアナライザーS40」の南アフリカ共和国における供給販売契約および保守業務の委託契約を締結しました。
バツワディ社は、糖尿病や検査薬分野での実績、販売チャネルおよび保守サービスのための高い技術力を有しています。他方、日立では、患者の臨床検査をその場で迅速に実施できる小規模医療機関向けの卓上型臨床分析装置「日立クリニカルアナライザーS40」を2006年より日本国内で販売しており、測定データの正確性や操作が容易であること、また約15分で一人の患者に対して最大40項目までの臨床検査を迅速に行えることなどが評価されています。
日立は今後、「日立クリニカルアナライザーS40」のさらなる海外展開をめざしていきます。
■関連情報
「日立クリニカルアナライザーS40」に関するホームページ
http://www.hitachi.co.jp/products/personalhealthcare/s40/index.html
以 上