日商エレクトロニクス、ミラポイントと提携し「マイグレーションサービス」を提供開始
日商エレ、ミラポイントとの「データマイグレーション技術」の提携で、既存Eメール環境からミラポイントシステムへのゼロダウンタイム移行サービス開始
~MS Exchange、Lotus Notesからミラポイントへ安全なデータ移行を実現~
ミラポイントジャパン株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:湯佐嘉人、以下ミラポイント)と日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長辻孝夫、東証1部9865、以下日商エレ)は、このたび、ミラポイントのマイグレーション技術(特許出願中)において提携を行ないました。これにより、日商エレはEメールサービスを停止させることなく既存のEメール環境からミラポイントメッセージングプラットフォームへ安全にシステム移行を可能にする「ミラポイント・マイグレーションサービス」(以下マイグレーションサービス)の提供を開始するとともに、ミラポイント製品によるEメールシステムの設計・構築から移行・運用までを総合的にサポートいたします。
ミッションクリティカルな基幹システムとしてEメールシステムの重要性が高まる今日、システムのアップグレードや新システムへの移行作業は、慎重かつ入念な計画に基づいて行われなければなりません。
拠点ごとにシステムが分散配置されている場合、大規模システムの移行作業は1ヶ月以上かかることもあります。また、メール利用ユーザへのサービスを停止させないために、旧システムと新システムを併設して運用するなど、ユーザ企業にとって大きな負担がかかります。
このような負担を軽減するために、日商エレは「マイグレーションサービス」を用い、既存のMicrosoft Exchange、Lotus Notes、および任意のIMAP準拠Eメールシステムから、ミラポイントのメッセージアプライアンスサーバ「Mirapoint(R) Message Server」へ、メールフォルダ、メッセージ、個人アドレス帳、カレンダーなどを安全に移行します。これにより、更新されるメールデータを新旧システムで効率的に同期させ、Eメール環境の移行を事実上ゼロダウンタイム(*)で実施することが可能になります。また、ネットワーク経由の移行も可能で、多拠点にまたがる分散メール環境の再構築にも対応可能です。
(*)ゼロダウンタイムの実現にはシステム環境と費用が関係します。
今日、Eメールシステムは、セキュリティ、コンプライアンス、TCO、管理性など様々な課題に直面しており、これらの要件を満たすための再検討時期を迎えています。日商エレは、アプライアンスをコンセプトに持つミラポイントの各種Eメール製品、Mirapoint(R) Message Server(Eメールサーバ)、RazorGate(R)(ウィルス&スパム対策・Eメールセキュリティ)、Mirapoint(R)Compliance Vault(TM)(Eメールアーカイブ)を組み合わせたシステム設計・構築を提供していますが、「マイグレーションサービス」の提供により、Microsoft Exchange、およびLotus Notesからのメールデータの移行がより安全に、短期間で実現されることになります。また、システム移行に伴うユーザの不安を払拭し負荷が大幅に軽減されることから、ミラポイントベースの付加価値の高いEメールシステム構築を積極的に提案いたします。
ちなみに、日商エレは2004年、アカウント数4万以上で、1日数十万通のメールの送受信がある東京大学の全学向け大規模メールシステムをMirapoint(R) Message Serverを中核に設計、構築を行いました。その際、当時の既存メールシステムからのメールデータ移行に、ミラポイントが保持する「マイグレーション技術」を先行利用し、新システム稼働までの期間を大幅に短縮した実績もあります。
日商エレは、先日リリースされたMirapoint Remote Site Replication(TM)(RSR/リモート・サイト・レプリケーション)機能を利用したメールシステムのディザスターリカバリーソリューションにおいてもミラポイントのマイグレーション技術を応用して販売・提供いたします。
また、メールアーカイブソリューションなど、Eメールに関するさまざまな課題を総合的にカバーするセキュアメッセージングインフラのトータルソリューションを拡充いたします。
■日商エレ「ミラポイント・マイグレーションサービス」の概要
◆発売開始
2007年4月24日
◆提供開始
2007年4月24日
販売価格
1,000ユーザの場合、2,000,000円(税別)~
◆移行可能なシステム
IMAP準拠Eメールシステム
Microsoft Exchange 5.5、2000、2003、Lotus Notes 5.x
※今後順次対応システムを追加する予定です。
◆移行対象ファイル
ユーザアカウント(ユーザ名、フルネーム、ユーザプレファレンス)
Eメールフォルダ(サブフォルダ含む)
Eメールメッセージ(添付ファイル含む)
個人アドレス帳、配信リスト/グローバルアドレスリスト
カレンダー、To-do/タスク
■米ミラポイント社について http://www.mirapoint.com/
米ミラポイント社(Mirapoint Inc.)は、1997年に設立され、企業、サービスプロバイダ、教育機関、および政府機関が利用するセキュアなメッセージングネットワークを実現するアプライアンスベースのソリューションのリーディングベンダーであり、世界で1億1500万以上のミラポイント製メールボックスが稼動しています。ミラポイントのアプライアンスサーバは、Eメールサーバ、ディレクトリサーバ、MTA、Eメールセキュリティ、Eメールアーカイブなどを統合して提供するので、集中制御と管理性が高く、導入・運用コストを含むTCO(総所有コスト)に優れた“Secure Messaging Infrastructure”(安全なEメール基盤)を実現可能にします。本社を米カリフォルニア州サニーベールに置き、日本をはじめとするアジア、欧州を含むワールドワイドな業務展開を行っています。
■ミラポイントジャパンについて http://www.mirapoint.co.jp/
ミラポイントジャパン株式会社は、2000年4月米ミラポイント社100%出資で設立された日本法人です。ミラポイントのメッセージングソリューションは、日商エレクトロニクス(株)をはじめとする国内販売パートナーを通じて、企業、ISP/ASP、教育機関、官公庁を中心に幅広く導入されています。
■日商エレクトロニクスについて http://www.nissho-ele.co.jp/
日商エレクトロニクス株式会社は、ミラポイントのメッセージングソリューションを始め、幅広い業種のお客様を対象に世界の最先端技術を活用したソリューション/サービスをご提供いたします。
数々の国内初の実績、豊富な経験や技術力をベースに、お客様のニーズにもっとも適したソリューション/サービスをご提供できることが強みです。Eメールソリューションの分野では大規模エンタープライズ、学術公共機関、通信事業者を中心にメールセキュリティ、メールアーカイブ含めトータルソリューションを提供しております。
<読者お問合せ先>
日商エレクトロニクス株式会社
エンタープライズ事業本部 ミラポイント担当
TEL:03-3544-8227 EMail:pr-info@nissho-ele.co.jp
*記載されている会社名、製品名は、各社の商標、もしくは登録商標です。