RSAセキュリティとデジオン、デジタル家電向けソリューションで協業
RSAセキュリティとデジオンがデジタル家電向けソリューションを展開
RSAセキュリティ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 山野 修)と株式会社デジオン(本社:福岡市、代表取締役社長 田浦寿敏)は、デジタル家電向けソリューションで協業すると発表しました。
今回の協業は、デジタル放送やデジタル家電向けインターネット・コンテンツ・サービスの分野に向けて、コンテンツの暗号化や個人認証、さらに課金といったトータル・セキュリティ・サービスを利用するホームネットワーク機器の開発を容易にすることを目的としています。
デジオンのホームネットワーク向けミドルウェア・ソリューション「DiXiM」は、デジタル・コンテンツを配信するメディアサーバー・アプリケーションや再生を行うメディアプレーヤー・アプリケーションとして、複数の国内外の大手家電、PCメーカーに採用されています。PC向けDRM(デジタル著作権管理技術)のデファクトともいえる「Windows Media DRM」、IP-TV/IP-STB向けに今後採用が期待される「Marlin DRM」、ホームネットワークにおける著作権保護コンテンツ共有のためのリンク・プロテクション技術「DTCP-IP」に対応しており、いずれもSDKとして提供されます。
またコンテンツの暗号化やセキュリティ強化をする場合には、RSA BSAFEセキュリティエンジンを利用し、Windows Media DRM、Marlin DRM、DTCP-IPコンポーネントの暗号化・認証機能の実装やSSL、IPSec、無線LANセキュリティなどのネットワーク・セキュリティ機能の実装を行うことができます。
RSAセキュリティのRSA BSAFE セキュリティエンジンは、世界で約10億コピーもの実績をもつ暗号化SDKのデファクトスタンダードです。RSA BSAFEセキュリティエンジンを採用することで、高速で信頼性の高いセキュリティ機能が実装でき、インターネット・サービス・プロバイダからコンテンツを購入する際の個人認証や課金、暗号化といったネットワーク・セキュリティの信頼性も確保できます。
両社のソリューションを利用することで、デジタル家電メーカーは、高度なセキュリティ機能を持つインターネット・サービスおよびホームネットワーク対応機器を短期間で開発できるようになります。TVポータル対応デジタルTVやIP-TV、レコーダー機器としての製品化のほか、デジタル家電向けインターネット・サービス・プロバイダ各社のIP-STBとしての採用が見込まれます。今後は、両社でデジタル家電ベンダーに本ソリューションを紹介し、共同で販売・プロモーションを行っていきます。
また、RSA Conference Japan 2007(4月25日-26日、東京)に出展するRSAセキュリティのブース内で、本ソリューションのパネル展示を行います。
RSAセキュリティ株式会社について
RSAセキュリティ株式会社は、セキュリティの実装および認証基盤の構築を支援する製品とサービスを行っています。それらの中核技術である暗号化技術では豊富な実績を有しており、実装のためのツールキット「RSA BSAFE(アールエスエー・ビーセーフ)」で開発された製品は約10億コピーにのぼります。
株式会社デジオンについて
株式会社デジオンは、マルチメディア、ストレージ、ネットワークに強みを持つソフトウェア開発メーカーであり、特に、ホームネットワーク分野においては、DiXiMによって確固たる地位を築いたリーディングカンパニーです。デジオンは、1999年に設立にされ、現在、福岡本社のほか、東京(赤坂)と台湾(台北)にブランチオフィスを設けています。
詳細は、http://www.digion.comをご覧ください。
■読者からのお問い合せ先
RSAセキュリティ株式会社
ソリューション営業本部
Tel:(03)5222-5210
eMail:info-j@rsa.com
Web:http://japan.rsa.com
株式会社デジオン
営業部
Tel:(03)5549-9030
eMail:sales@digion.com
Web:http://www.digion.com
デジオン、DigiOn、DiXiMは、株式会社デジオンの登録商標です。RSAおよびBSAFEはRSA Security Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。その他の社名または製品名は各社の商標または登録商標です。