大陽日酸、韓国での産業ガス製造で現地化学大手「SKC」と合弁会社を設立
韓国SKC株式会社との合弁会社設立について
大陽日酸株式会社(社長:松枝 寛祐)と韓国化学産業大手のSKC株式会社(社長:朴 長錫)は韓国蔚山広域市内に産業ガス製造の合弁会社を設立することに合意。蔚山市役所にて朴蔚山広域市長、朴SKC社長、二松大陽日酸副社長を代表として「投資合意調印式」を開催、覚書に署名しましたので、お知らせいたします。
記
1.経緯
SKCおよび大陽日酸関係者は、昨年10月初めに市庁を訪問、以降、外国人投資支援制度、蔚山市内産業団地のインフラ整備の状況、産業ガス市場動向などについて問い合わせるなどして蔚山市と緊密な協調関係を維持してきました。
これに対し蔚山市では、投資決定のための資料や蔚山の投資環境広報資料を両社に提供する一方、積極的に投資誘致のための努力を行ってきました。
このたび、両社及び蔚山市との間で投資に対する合意を見ましたので、調印の運びとなりました。
2.調印式
平成19年5月17日
3.投資額
両社で合計700億ウォン(約90億円)
4.出資比率
SKCが80%、大陽日酸が20%程度
5.工場建設地
新会社は韓国蔚山広域市内南区古沙洞
6.今後の予定
今回設立される産業ガス製造のための工場では、酸素、窒素、アルゴンが60,000Nm3/h程度製造できる空気分離装置を、2008年末を目処に建設、蔚山市内はもとより、韓国南部の釜山、慶南地域を中心に供給する予定です。この工場において大陽日酸は工場運営及び技術のノウハウを提供し、安定操業への支援を行う予定です。
以 上