１．利用率が高いのは『ネット関連サービス』と『娯楽』サービス。
11項目全88サービスの利用率をみると、もっとも高いのは「ネットショッピング」（79.1％）であった。
次いで「ビデオ・ＤＶＤレンタル」（60.3％）、「ネット銀行」（60.1％）、「インター
ネットオークション」（49.0％）、「ＣＤレンタル」（46.4％）の順となり、『ネット関連サー
ビス』と『娯楽』が上位を分け合う形となっている。調査媒体の性格を割り引いても、ネット関連
サービスの浸透がうかがえる数値となった。
２.年間利用回数が多いのは「ネット銀行」「在宅ケアサービス」「その他の言語（主要8ヶ国語
以外）の学校」「在宅給食サービス」「ネット証券」。
過去1年間に各種サービスを利用した人に対して、各サービスの年間利用回数をたずねたところ、
「ネット銀行」が最も多く平均75.8回。ついで「在宅ケアサービス」（72.9回）「その他の言語
の学校」（68.1回）「在宅給食サービス」（62.6回）「ネット証券」（59.8回）となっている。
継続的に利用される可能性の高い?金融関係??福祉介護??教育?の３分野が上位の大半を占め
る結果となった。
３．年間利用金額の平均は「ネット証券」が4,138,309円と最も高い。他のサービスでは教育関係
が上位を占めた。
過去1年間に各種サービスを利用した人に対して、各サービスの年間利用金額をたずねたところ、
「ネット証券」が平均4,138,309円で最も多くなった。
他のサービスでは「法科大学院」（464,312円）や「社会人大学」（321,269円）、「資格取
得のための学校」（213,323円）、「ＭＢＡ」（178,160円）などあらかじめまとまった費用を支
払う必要がある教育関係サービスが上位を占めていた。
４. 今後の利用意向は「役所からの証明書などのネット申請」「電車・飛行機のネット予約・購入」
「ホテルのネット予約サイト」「ネット銀行」「ネットショッピング」などネット関連サービスが
上位を占める。
各サービス別に今後の利用意向を聞いたところ、上位は「証明書などのネット申請」（62.6％）
「電車・飛行機のネット予約・購入」（62.2％）「ホテルのネット予約サイト」（59.9％）「ネット銀
行」（55.3％）「ネットショッピング」（54.9％）となった。
※なお、これらは「今後も引き続き利用したい」と「今後新たに利用したい」の両者を含んだ数値と
なっている。
５. 今後の非利用意向は「プチ整形美容」と教育関係サービスが上位を占める。
今後利用しないと思うサービスについて聞いたところ、１位は「プチ整形美容」（66.7％）。
２位以下は「ロシア語学校」（64.4％）「法科大学院」（64.2％）「ポルトガル語学校」（64.1％）
「スペイン語学校」（62.3％）「ドイツ語学校」（61.3％）などの教育関係サービスが続いた。
＜調査概要＞
調査実施機関 ： 株式会社日本能率協会総合研究所 マーケティング･データ･バンク
調査方法 ： 小社「ＭＤＢネットサーベイ」利用によるインターネットリサーチ
調査エリア ： 全国
調査対象者 ： 13才以上の男女
有効回答数 ： 7,263 名（有効回答数）
調査実施期間 ： 2004年6月21日～6月30日
＜本件についてのお問い合わせ先＞
株式会社日本能率協会総合研究所
マーケティング･データ･バンク ＭＤＢネットサーベイ担当
mail：mdb-net@jmar.co.jp
TEL 03-6212-9125
FAX 03-6212-9132