日本通運のボックスチャーター事業への資本参加について
記
ヤマトホールディングス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長兼社長 有富慶二)(以下「ヤマトHD」という。)とセイノーホールディングス株式会社(本社:岐阜県大垣市、代表取締役社長 田口義隆)(以下「セイノーHD」という。)と日本通運株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 川合正矩)(以下「日本通運」という。)は、本日、ヤマトHDとセイノーHDが共同出資するボックスチャーター株式会社(以下「ボックスチャーター(株)」という。)に日本通運が出資し、ボックスチャーター事業(以下「BC事業」という。)における業務提携を行うことについて合意致しましたので、下記の通りお知らせ致します。
記
1.背景
ヤマトHDとセイノーHDは、今年3月にボックスチャーター(株)に共同で出資し、企業間物流おける新事業としてBC事業を展開しておりましたが、BC事業を早急に全国展開するための新たなパートナーとして日本通運が事業参加することにより、販売体制と運用体制の強化を図り、企業間物流における「新デファクトスタンダード」の確立を目指します。
2.BC事業の概要
1)販売商品名
「JITBOX チャーター便」(ジットボックスチャーター便)
2)対象市場
SCMのニーズを持つメーカーの商品物流、JIT(ジャストインタイム)納品を求められる部品・原料メーカーの納品物流
3)提供するサービス機能(サービス)
中ロット貨物の中長距離輸送、JIT納品機能とRBP(ロールボックスパレット)1 本単位の貸切機能
4)事業形態
路線便事業者によるフランチャイズ方式
3.BC事業での組織形態
(1)ボックスチャーター(株)は、ヤマトHD、セイノーHDに加えて日本通運からも出資を受け、BC事業のフランチャイザー機能を担う。
(2)現時点では、ヤマト運輸(株)その他ヤマトボックスチャーターグループ13社、西濃運輸(株)その他セイノー輸送グループ20社、及び日本通運(株)の合計36社が、BC事業のフランチャイジー機能を担うことにより、事業展開の予定であります。なお、今後、フランチャイジー会社として参加する路線会社をボックスチャーター(株)において選定していきますので、参加企業が増える可能性があります。
4.ボックスチャーター(株)株式の譲渡
ヤマトHDが現在保有するボックスチャーター(株)の株式3,910株(発行済み株式総数の85%に相当)のうち690株(15%相当)を、6月20日までに日本通運に譲渡します(当該譲渡後の各社の持株比率及び持株数については下記5参照)。
5.ボックスチャーター(株)の概要(*添付資料参照)
6.各社の概要(*添付資料参照)
以上