学生援護会HRレポート
大学生の“夏休みバイト”就労意向調査
Thema-1[大学生の“夏休みバイト”就労意識調査]
慢性的な労働力不足が続く中、夏期休暇中に増加する大学生アルバイターを巡り、労働市場は一時活況を呈する。彼らの動向や希望のアルバイト像を知り効果的な募集計画を実現する。
景気回復の動きを受け、企業の採用活動が活性化し、人材不足がより一層強まっている。特にアルバイト・パートの労働力不足は深刻で、2006年3月時点のアルバイト(パート)の有効求人倍率(原数値)は1.60倍。サービス職を中心とした、アルバイトやパートへの依存度が大きい職種の中には、5.0倍を越しているものもあり、アルバイト・パートの採用は混迷を極めている。そんな中、貴重な労働力として、学生アルバイターに期待を寄せている企業も多い。
左図は学生アルバイターと、学生を巡る企業側の採用の動きを表したものだが、卒業や入学、長期休暇など、シーズンによって増加する学生アルバイターの動向にあわせ、企業側も学生を積極的に募集する動きを見せている。
今回、大学生を対象に、まもなくシーズンを迎える今年の夏休み期間中のアルバイトの就労意向について行った調査では、現在アルバイトをしていないという人も含め、9割以上の大学生がアルバイトをしたい(する予定)と回答しており、大学生にとって夏休みバイトは定番となっているようである。
この度学生援護会では、より効率的な募集・採用活動に資するため、夏休み期間中の大学生アルバイターの動向や、求めているアルバイト像について調査を行った。調査は、弊社が運営する、インターネット求人情報サイトのユーザーを対象とした。
【調査概要】
■調査方法:インターネット(WEB)によるアンケート
■調査対象:弊社運営のインターネット仕事情報サイト「weban」ユーザー登録者
■調査期間:2006年5月16日~6月6日
■有効回答数:大学生男女340名
※詳細は添付のオリジナルリリースを参照