JCB、山形銀行と提携し、山形信販とフランチャイズ契約締結に合意
山形銀行による山形信販の関連会社化にあわせて、2006年10月より会員募集を開始
クレジットカード業界最大手の株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:信原 啓也、資本金:66億1,610万円、以下:JCB)は、このたび株式会社山形銀行(本社:山形市、取締役頭取:長谷川 吉茂、資本金:120億857万円、以下:山形銀行)と提携し、山形銀行のグループ会社となる株式会社山形信販(本社:山形市、代表取締役:阿部 宏、資本金:8,000万円、以下:山形信販)とフランチャイズ契約を締結することで合意しました。
近年、金融機関が販売する商品の多様化が進む中、地銀各行は関連クレジットカード会社での独自性のあるサービスを拡充し、利便性を向上させることにより、クレジットカードの保有する顧客情報を活用した銀行商品の販売力強化に着目しています。
山形銀行は、これまで地域に密着した金融機関としてリテール業務に注力し、独自の金融商品やサービスを積極的に提供してまいりました。
一方、JCBは、日本で唯一の国際クレジットブランドとして世界の主要31都市に設置した会員専用サービス窓口「JCBプラザ」等のきめ細かな独自サービスを提供するとともに、長年のクレジットカード事業で培ったマーケティングノウハウを活かし、女性向けカード「JCB LINDA」の発行や会員向け情報紙「JCB NEWS ユニ・クリップ」のオンデマンド対応等を実現しております。
このたびの提携は、JCBブランドを推進することで、顧客サービスの拡充とリテール戦略の強化に繋がると判断した山形銀行と、同行の強力な地域密着ネットワークを通じた新たな募集チャネルの構築により、顧客の募集強化を図りたいJCB、両社の意向が一致し実現いたしました。
山形銀行は、1989年10月よりJCBブランドの加盟店開放型提携カードを推進してきた山形信販を、同行グループによる出資比率を引き上げ、グループ関連会社とし、山形信販とJCBは新たにフランチャイズ契約を締結いたします。あわせて山形信販の社名を「やまぎんジェーシービーカード株式会社」に改称し、2006年10月よりJCB会員の募集を開始する予定です。
JCBはブランドネットワークの拡大ときめ細かな会員サービスの拡充のため、地域に密着しリテール業務に注力する地銀各行との関係強化を図っております。最近1年の提携金融機関は、今般の山形銀行との提携で、常陽銀行・中国銀行・静岡銀行・北洋銀行・山口銀行に続き6行目となり、さらにJCBの全FC社はカード業界最多の78社となります。
以上