松下電工、小型端子台式プログラマブルコントローラ「FP-X トランジスタ出力タイプ」18品種を発売
小型で業界初 2軸直線補間を2組可能にしたパルス出力4軸内蔵
高速・大容量・多機能の小型端子台式プログラマブルコントローラ
「FP-X トランジスタ出力タイプ」18品種 新発売
松下電工株式会社は、小型で業界初となる2軸直線補間(※)を同時に2組制御可能にしたパルス出力4軸内蔵の、高速・大容量・多機能の小型端子台式プログラマブルコントローラ 「FP-X トランジスタ出力タイプ」18品種を、8月1日から発売します。
基本ユニットにパルス出力を4軸内蔵しているため、低予算で多軸制御が可能(C14は3軸)。
また2軸直線補間を同時に2組制御できるため、パレタイジング(※1)、切削加工、XYテーブル制御(※2)などへの応用が容易になります。その他、出力容量0.5A(全点同時ON)やプログラム容量32Kステップ、USBポート、アップロード禁止機能、簡単温調、Modbus(※3)通信など、高い基本性能、セキュリティ性と使い勝手を追求したプログラマブルコトローラです。
(※)2つのモーター軸を同時に制御し、ロボットアームや治具ヘッドを直線的に斜めに移動させること
■ 主な用途・業種
用途:機械組込による小規模~中規模設備制御
業種:包装、食品、薬品、搬送、液晶、半導体
■ 主な特長
(1)基本ユニットにパルス出力を4軸内蔵し(C14は3軸)、多軸制御を低価格で実現
(2)小型で業界初、2軸直線補間が同時2組可能(C14は1組)
(3)出力容量0.5A(全点同時ON)で、LED信号灯など高容量負荷開閉にも対応
■ 開発背景
機械や装置を動作させるためには駆動源にモーターが活用されることが多く、モーターの動きを制御するために、プログラマブルコントローラ(PLC)が使用されています。特に、機械に組み込まれるタイプでは、小型化、かつ高機能化が求められています。
当社は、1981年のPLC発売以来、特に機械組込や小規模、中規模設備の制御に使用される、小型機種の開発に注力してまいりました。2005年4月に発売した「FP-X リレータイプ」は、将来の設備拡張に備えた基本性能の高さ、現場での使い勝手の良さ、第3者にプログラムをコピーされない安全性などのニーズに対応し、市場で高い評価をいただいています。このたび、パルス出力もしくは接点開閉頻度の点からトランジスタ出力タイプを追加。特にパルス出力に関しては低予算で多軸制御を実現したいというニーズの高さに着目し、パルス出力を4軸内蔵し、さらに2軸直線補間対応で用途を拡大します。電源や出力形態、増設ユニットなどの組合せによって、18品種とラインアップを拡充いたしました。
■ 特長
* 関連資料 参照
■ ご参考(用語説明)
* 関連資料 参照
以上
■ お問い合わせ先
松下電工株式会社 制御機器本部 グローバルマーケティング部
TEL 06-6908-1131(大代表) 技術相談フリーダイヤル 0120-101-550
制御機器本部HP http://www.nais-j.com
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