テンプスタッフ・テクノロジー、OSS技術者の育成型派遣プログラムを開始
オープンソースソフトウェア(OSS)技術者不足が深刻に
OSS技術者の育成型派遣プログラム「Open Pro LAMP コース」を開始
実践的な問題解決型研修で即戦力となるOSSエンジニアを育成
総合人材サービスのテンプスタッフグループでIT系エンジニア専門の人材サービスを手掛けるテンプスタッフ・テクノロジー株式会社(本社:東京都渋谷区代々木、代表取締役社長:上園裕二)は、近年、急速に需要の高まるオープンソースソフトウェア(以下:OSS)技術者の育成から派遣、その後のキャリアプランの実現に至るまでをサポートする育成型派遣プログラム「Open Pro LAMPコース」を、2006年9月より開始いたします。当コースでは、OSSに特化した事業展開を行う株式会社ワイズノット(本社:東京都渋谷区東、代表取締役社長:嵐保憲)との協業によりOSS技術者の育成および派遣を行います。
【オープンソースソフトウェア技術者ニーズの高まり】
オープンソースソフトウェア(以下:OSS)は、ソースコード(設計図)を無償で公開し、誰もが改良・配布を行えるソフトウェアです。OSSを利用することで、開発・導入コストが大幅に軽減できることから、企業はもとより自治体の多くでも、データベース連動型Webアプリケーションの開発(電子申請システムなど)での採用が進み、今後も需要の高まりが期待されています。矢野経済研究所発表の調査(昨年793社・団体に実施)によると、2005年のOSS利用率は、2004年と比べて16.8ポイント増の48.8%と半数に迫る一方で、「管理やスキルのある人材がいない」との回答が69.5%を占め、OSS技術者の人材不足が深刻化していることがうかがえます。
【研修から派遣後のサポートまで充実した「Open Pro LAMPコース」】
テンプスタッフ・テクノロジーがこの度開始する「Open Pro LAMPコース」は、OSS技術者の高まるニーズを受け展開するもので、IT業界におけるOSS技術者層の拡大を目指すとともに、IT技術の習得を考えるエンジニアのキャリア形成をサポートいたします。LAMPとは、オープンソースを使ったデータベース連動型Webアプリケーションの開発で主に使用される組み合わせを指し、Linux、Apache、MySQL、PHPの頭文字を取っています。当プログラムでは、弊社の社員として採用して研修を実施し、研修終了後は特定派遣(※1)としてネット企業やIT企業などでの就業を予定しています。
■研修プログラム ~研修分野で株式会社ワイズノットと協業~
OSSに特化した事業展開を行い各企業から高い評価を受けている株式会社ワイズノットと協業し、企業のニーズを満たす、より高度なOSS技術者育成を目指します。同社は、独自の育成プログラムをもとに今まで数百名ものOSS技術者を輩出しており、OSS事業で蓄積したノウハウと独自育成プログラムをもとにこの度の研修を行います。研修内容は、未経験者から、企業でプロジェクトリーダーを務めた経験者まで、幅広く対応しています。また、顧客と話を行いながら課題を解決することができるエンジニアを育成するため、PBL(Problem Based Learning(※2))方式を取り入れた実践的な内容により、カリキュラムの充実を図っています。
■キャリアサポート ~将来のキャリアに「旅立ちサポート」でもバックアップ~
キャリアサポートと呼ばれるカウンセラーが専任で、業務上直面する問題から将来のキャリアプランに至るまで全面的なサポートを行います。1、2年の実務経験を積んだ後に、本人の希望を考慮しながら、正社員登用や他プログラム(「Open Pro JAVAコース」、「Net Pro」)への移行だけでなく、旅立ちサポート(人材紹介、紹介予定派遣(※3))などさまざまな選択肢を提供し、エンジニア自身のキャリアプラン実現をサポートいたします。
(※1)特定派遣とは、テンプスタッフ・テクノロジーの社員として雇用した人材を企業へ派遣すること。
(※2)PBL(Problem Based Learning)とは、一般的な座学と実機演習ではなく、問題や課題に対して自ら解決方法を図っていくことに主眼をおいた訓練方法のこと。
(※3)紹介予定派遣とは、派遣就業終了時に派遣先に職業紹介することを予定して行う労働者派遣制度。派遣期間中に、企業と派遣スタッフがお互いを見極めてからの雇用成立となるため、ミスマッチを防ぎ、効果的な人材の確保が可能になる。
(※ 以下、詳細は添付資料を参照してください。)
