協立電機、「マルチソースメータ Focus FX-710」を開発
新製品発売のお知らせ
当社はITとFA(ファクトリーオートメーション)の融合分野であるインテリジェントFAシステムの開発・設計を軸に事業展開しており、この一環として昨今半導体電子基板の検査システム(インサーキットテスタ、ファンクションテスタ)の開発・製造に注力しておりますが、このたび子会社「協立テストシステム株式会社」と共に、「Focus(フォーカス)FXシリーズ」の新機種となる「マルチソースメータFocus(フォーカス)FX-710」を開発し、8月1日より同社を通じて製造・発売開始することになりましたのでお知らせいたします。
記
1.新製品名
「マルチソースメータFocus(フォーカス)FX-710」
2.新製品の内容
当社の主力商品の一つであるファンクションテスタ「Focus(フォーカス)FXシリーズ」は、各モデュールがCD-ROM同等の小型サイズによる省スペース/USBインタフェースによる簡単接続/パソコンソフトウェア「FXBuilder(ビルダー)」による統合検査/価格の安さ等の特長を備え、既に12種のモデュールが開発・販売されており、業界のヒット商品となっておりますが、1台に電圧・電流・抵抗値測定、電圧発生機能、デジタル入出力機能、多点測定・設定対応機能を併せ持った機器へのお客様のご要望にお応えするべく開発を進めて参りましたところ、今般、「マルチソースメータFocus(フォーカス)FX-710」の開発に成功し販売を開始することになりました。
この「マルチソースメータFocus(フォーカス)FX-710」は、「Focus(フォーカス)FXシリーズ」と同じくCD-ROMサイズの小型・軽量ながら、電圧・電流・抵抗値測定機能、電圧源機能、多点測定・設定対応機能、デジタル入出力機能の4機能を統合しており、電圧・電流・抵抗値測定と電圧の発生とを同時に必要とする殆どの検査がこれ1台にて可能となります。付属ソフトウェアにより簡易に取り扱いが可能で、弊社既発売ソフトウェア製品「FX-Builder(ビルダー)」にて他のモデュールとの組み合わせ使用・統合機能検査を行うことも可能となっております。
3.新製品の発売開始時期
平成18年8月1日開始予定
4.新製品の特長と価格
. 超小型パーソナルサイズW146×H42×D220mm(パソコン用CD-ROMと同等)。
. 電圧・電流・抵抗値測定機能、電圧源機能、多点測定・設定対応機能、デジタル入出力機能の4機能をCDROMサイズの小ボディに統合。
. 電圧・電流・抵抗値測定と、電圧の設定を組み合わせた検査がこれ1台で可能。
. 別売ソフトウェア「FX-Builder(ビルダー)」によりパソコン上で他「Focus(フォーカス)FXシリーズ」の他モデュールと組み合わせて統合使用が可能。
. USBケーブルでパソコンに接続でき、パソコンによるコントロールが可能。
. 計測・検査プログラムを本体に書き込み、パソコンなしの単独にて動作が可能。
「マルチソースメータFocus(フォーカス)FX-710」価格42万円
5.新製品の売上高への影響
新製品「マルチソースメータFocus(フォーカス)FX-710」の売上により若干の売上増となりますが、収益面に与える影響は軽微であり、新製品の発売に伴う業績予想の修正はありません。
平成18年度計画 1億円
以上
