リンクシェアと小学館、共同で「チャリティ・アフィリエイト・サイト」を開設
「リンクシェア・小学館共同チャリティ・アフィリエイト・サイト」
8月15日オープン http://fanet.jp/charity/
- リンクシェア・ジャパンと小学館が共同でチャリティを実施、WWFへ寄付
-「リンクシェア」による初の社会貢献事業
- Web2.0時代に向け新しいチャリティ活動を展開
リンクシェア・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:花崎茂晴 以下、リンクシェア・ジャパン)と株式会社小学館(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:相賀昌宏 以下、小学館)は、共同で本年8月15日からチャリティ・サイトの運営を開始、100を超える国々で活動する世界最大の自然保護 NGO であるWWF( http://www.wwf.or.jp/ )に対し寄付を行います。本チャリティは、リンクシェア・ジャパンのアフィリエイト・プログラム「リンクシェア」を活用した初の社会貢献事業です。
小学館は、同社の女性誌総合サイト「FAnet」(ファネット: http://fanet.jp/ 編集長:槙田美規)上に専用サイト「リンクシェア・小学館共同チャリティ・アフィリエイト・サイト」( http://fanet.jp/charity/ )を設け、リンクシェア・ジャパンとともに運営します。本チャリティ・サイトでは、企画に賛同するECサイトの商品が販売されます。FAnet会員やFAnet訪問者が本チャリティ・サイトで商品を購入すると、商品価格の数%(商品、サイトにより変動。1~10%の幅がある)がアフィリエイト報酬(紹介料)として、「リンクシェア」を通じECサイトから小学館に支払われます。小学館は、このアフィリエイト報酬を全額、WWFに寄付します。その際、リンクシェア・ジャパンも、ECサイトが同社に支払う手数料からシステム運用費を差し引いた収益の一部をWWFに寄付します。寄付金総額は、毎月、FAnet上で公開し、透明性を確保します。
FAnet会員やFAnet訪問者は、本チャリティ・サイトで普通に買い物をするだけで、WWFに寄付を行うことになり手軽に社会貢献活動に参加できます。買い物を楽しんでもらうための工夫として、リンクシェア・ジャパンは各種ECサイトに参加を呼びかけ、FAnetは日用品から衣料、化粧品などのファッション関連グッズまで幅広く商品を紹介していきます。
今回、FAnetほかPSなどの女性誌、CMなどで活躍中のモデル、菊池亜希子さんが本チャリティ・サイトへの支援を表明、「チャリティ・サポーター」として本チャリティ・サイトのPRに協力することになりました。菊池さん自ら本チャリティ・サイトで実際に買い物をし、その様子をFAnetで紹介していきます。また、WWFの活動についてもレポートしていく予定です。
本チャリティ・サイトのオープンにあたり、リンクシェア・ジャパンの花崎茂晴代表取締役社長は、次のようにコメントしています。「アフィリエイトのモデルは、ECサイトを運営する企業からアフィリエイト運営者に、広く、薄く、おカネが再配分される仕組みであり、これをうまくチャリティ募金のコンセプトに活かせるのではと考えました。ポータルサイトのFAnetと、リンクシェアのアフィリエイトネットワークを活用することで、多くの方々から楽しみながら募金をいただける、新しいチャリティ活動を目指します。」
小学館FAnetの槙田美規編集長は次のように語っています。「昨今、若い女性もチャリティやボランティアに高い関心を持っていますが、参加のきっかけがつかめないなどの理由で、何もしない人が多いようです。そこで、利用者が急速に増えているネットショッピングとチャリティを合体させて、多くの人にチャリティや社会貢献の一歩を踏み出してもらいたいと思いました。うれしいことに、アフィリエイト・プログラムを活用すると、面倒な運用システムを作らずとも、これが可能になります。また利用者も、気負いなく自然にチャリティに参加できます。今回のチャリティ企画は、アフィリエイトの活用法として、また、チャリティの方法としても新鮮で、Web2.0時代にふさわしいプロジェクトではないでしょうか。」
なお、本チャリティ企画開始を機に、リンクシェアの既存のアフィリエイト・サイト運営者(アフィリエイター)も、希望すれば通常のアフィリエイター報酬をWWFに寄付できるようになります。この場合、寄付額が一定額に達すれば、アフィリエイターは、WWFが運営する「パンダショップ」(*)( http://www.wwf.or.jp/pshop/ )で販売されている同額のグッズが受け取れる特典があります。グッズ交換にかかる費用はリンクシェア・ジャパンが負担します。また、WWFの「パンダショップ」も、今後はリンクシェアのECサイトとして参加するため、アフィリエイターが「パンダショップ」に顧客誘導を行えば、通常のアフィリエイトモデルの中でチャリティ支援をしながら報酬を得ることができるようになります。
(*)自然保護を応援するWWFジャパンの通信販売サイト
リンクシェア・ジャパンと小学館は、将来、共同でチャリティ・ブログを作り、一般のアフィリエイターが額に関わらずアフィリエイト報酬を寄付できるような仕組みを構築し、チャリティ活動の裾野を広げていくことも検討しています。
よって、「リンクシェア・小学館共同チャリティ・アフィリエイト・サイト」だけではなく、アフィリエイターからの直接寄付と、「パンダショップ」への顧客誘導による支援という、計3つの方法により、WWFをサポートしていくことになります。リンクシェア・ジャパンは、今回の一連の活動がWeb2.0時代の新しいチャリティの形として発展していくことを願っています。
【アフィリエイト・プログラム】
WEBサイトの運営者(アフィリエイト・サイト)が、自分のサイト内に「商品の販売」や「資料請求」「会員登録」などを促進する企業(ECサイト)と提携し、自分のWEBサイト内にリンク原稿(商品・テキスト・バナー等)を貼り、WEBサイトに訪れる一般ユーザーが、そのリンク原稿経由で商品を購入したり、資料請求を行ったり、会員登録をした場合に、それぞれの成果に応じてECサイトからアフィリエイトサイトに対して報酬(コミッション)が支払われる、という仕組みのこと。「成果報酬型広告」「提携システム」などと呼ばれることもある。「Affiliate(アフィリエイト)」は、「提携する」「加盟する」という意味。
【小学館FAnet】 http://fanet.jp/
小学館の女性誌(PS、CanCam、Oggi、Domani、Precious、美的)の公式サイトと連動する女性向けのWEBマガジンです。各雑誌読者への情報発信を行うとともに、独自のメニューや企画、プレゼントなども行っています。傘下にはMuffin-Netもあります。
FAnet会員構成は、20.30代女性の独身女性および20~40代主婦が97%。現在の会員数約11万人。(注意:MAGASeek、CanCam Fashion Mall、oggi Fashion Mallは、小学館FAnetのコンテンツではありません。)
【リンクシェア・ジャパン】 http://www.linkshare.ne.jp/
三井物産株式会社と米国のアフィリエイトサービスの大手LinkShare Corporation(本社:米国ニューヨーク)の2社が同額出資して2005年1月1日より営業開始。アフィリエイトサービスとしての「リンクシェア」は、三井物産が米国LinkShare Corporationから日本における独占販売権を得て、2001年4月に三井物産の社内ベンチャープロジェクトとしてスタート。デル、アップルコンピュータ、ジャパネットたかた、日比谷花壇、ベルメゾン(千趣会)等日本の大手ECサイトが参加していること、また、1円からアフィリエイト報酬を支払うことを特徴としている。参加ECサイト260社、参加アフィリエイトサイト数は法人、個人合わせて16万(2006年6月末現在)。携帯アフィリエイトサービスは、2004年4月から開始。
【菊池亜希子プロフィール】
千葉大学都市環境学科卒業。在学中よりモデルと学業を両立。その経験を生かし、小学館『PS』イラスト、文章まですべて本人が担当する『菊池亜希子の道草』を好評連載中。その他、雑誌モデルとしても活躍する傍ら、06年1月からOA中の『ビオレメイク落としパーフェクトオイル』で注目を集める。06年05月より、VOLVICのイメージキャラクター。
菊池亜希子ブログ→ http://kikuchi.modelblog.jp/
