ALBERT、ヤマダ電機のショッピングサイトにリコメンデーションエンジンを提供開始
ヤマダ電機のショッピングサイトに導入
ALBERTのリコメンデーションエンジン「Bull’s eye」
リコメンデーションの専門企業である株式会社ALBERT(アルベルト)(東京都渋谷区・代表取締役社長:上村崇 以下ALBERT)は、2006年7月26日より株式会社ヤマダ電機のショッピングサイト(http://www.yamada-denkiweb.com/)に、同社のリコメンデーションエンジン「Bull’s eye」の提供を開始いたしました。ヤマダ電機は「Bull’s eye」を自社のショッピングサイトに導入することで、ユーザーのニーズにマッチした家電商品をリアルタイムに推薦することができるようになるため、顧客満足と売上の向上が見込めます。
ALBERTの運営する家電の購買支援サイト「教えて!家電」(http://kaden.oshiete-na.com/)にも搭載されている同社のリコメンデーションエンジン「Bull’s eye」は、リアルタイムリコメンデーションの一種で、買いたさとスペックの関係を最適化した独自の商品データベースを構築する点と、推薦対象商品とユーザーの理想とする商品との距離を測定して近い順に推薦するという方法に、大きな特徴があります。(特許出願済)
・独自の商品データベース
「買いたさ」と「スペック」の関係を見た場合、カメラの「重さ」のように小さすぎても大きすぎても好ましくなく、適度な値に買いたさのピークを持つものがあります。この様に買いたさの関数が単調増加や単調減少でないもの、連続的でないものなど、どのような関係であっても対応できる様に設計されています。
・購買意志決定モデルを元に設計する質問フロー
消費者の「評価構造」を明確にするために用いられる調査手法である「評価グリッド法」により、その商品の購買意志決定モデルを明らかにし、最適な商品を効率よく推薦する質問フローを設計しています。
・理想商品との距離測定によるリコメンデーション
上記の評価構造を元に設計された質問フローによって、個々ユーザーの「理想の商品」のn次空間上での座標を定義した上で、対象商品データベース上の商品との距離(重み付けユークリッド距離)をリアルタイムで算出し、その距離が近い順に推薦します。同時に、その商品がユーザーの「理想の商品」に対して、どの程度合致しているかを計算し、「フィット率」として表示することもできます。
これまでのスペック検索による商品検索では、消費者がスペックや商品の専門用語を理解していなければ商品を絞り込むことができませんでしたが、「Bull’s eye」を導入すれば、商品に対しての知識があまりないフォロワー層の消費者でも、最適な商品を簡単に知ることができるため、ALBERTではこういったリコメンデーションエンジンが今後のECサイトには必須の機能になると考えています。
「Bull’s eye」は家電に限らずあらゆる商品・サービスに応用することができるため、今後ALBERTでは、投資信託や保険などの金融、ゴルフ場などのレジャー、お歳暮やクリスマスのギフト、外食や旅行など様々な分野のECサイト、更には実店舗の営業支援ツールとしても「Bull’s eye」を提供していく予定です。
【 株式会社ALBERT (アルベルト)の概要 】
事業コンセプトは『リコメンデーションの専門企業』。株式会社ニッセンと株式会社インタースコープが共同で進めてきた「教えて!家電」プロジェクトを、ニッセンの子会社として法人化。「独自に開発したリコメンデーションエンジン『Bull‘s eye』」、「専門家に直接質問できるコミュニティー」、「CGMを活用したコミュニケーションを促すSNS『My教えてーな』」の3つのコンテンツを核に、消費生活における意思決定の支援、悩み・迷いの解決を目指します。 また、『Bull’s eye』を様々なECサイトやメーカーダイレクトサイト向けにカスタマイズし、リコメンデション・ツールとして提供。更にユーザーの選択行動や購買行動、書き込みデータの分析からその人の消費行動を予測し、最適な商品やサービスを推薦するOne to Oneプロモーション、メーカーや流通へのデータ・分析レポート販売やコンサルティング事業にも参入予定。
【 会社概要 】
●設立年月日:2005年7月1日
●資本金 :6,000万円
●代表取締役社長:上村 崇
●所在地:東京都渋谷区代々木2-22-17
TEL:03-5333-3703/FAX:03-5333-3723
●URL:http://www.albert2005.co.jp/
