ポルシェジャパン、「911GT3 RS」や「ケイマン」など2007年モデルを受注開始
ポルシェ ジャパン2007年モデル 受注開始
ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂登志明)では、ポルシェ 911GT3 RS、911GT3、911タルガ4S、911タルガ4、911カレラ4Sカブリオレ、911 カレラ4S、911カレラ4カブリオレ、911 カレラ4、911 カレラSカブリオレ、911 カレラS、911 カレラ カブリオレ、911 カレラ、ケイマンS、ケイマン、ボクスターS、ボクスターの2007年モデルの受注を、全国のポルシェ正規販売店において8月1日(火)より開始いたします。
ミッドシップスポーツクーペのニューバージョン「ケイマン」
モデルイヤー2006にデビューしたミッドシップスポーツカー「ケイマンS」は、世界中のマーケットにおいて大きな反響を呼び、好調なセールスを記録しています。モデルイヤー2007では、ケイマンシリーズに新たに「ケイマン」が加わることになります。
ケイマンは、ボクスターシリーズをベースに開発された2.7リッターの水冷水平対向6気筒エンジンを搭載します。低回転域から中間回転域にわたり273Nmの最大トルクをコンスタントに発生し、最高出力は245PS(180kW)に達します。このケイマンに搭載されているエンジンは、ポルシェの2.7リッターエンジンとしては、初めてバリオカム・プラスが採用されています。911やケイマンSでは既に搭載されている可変バルブコントロールは、トルク、エンジン特性そして燃費までも改善しています。
ケイマンの外観上の特徴としては、ブラックに塗装されたブレーキキャリパー、同じくブラックのフロントスポイラーリップ、リヤエンドを飾るチタンカラーのロゴマーク、台形断面のテールパイプなどがあげられます。またケイマンのインテリアには機能的でありながらケイマンSに匹敵する上質なフィニッシュが施され、乗り込んだ瞬間に一目でポルシェと分かる空間が広がっています。
ボクスター、ケイマンの両モデルレンジに右ハンドルマニュアルトランスミッションを導入
また2007年モデルから、ケイマン、ボクスター両モデルのマニュアルトランスミッションモデルに待望の右ハンドルが導入されました。これまではティプトロニックSのみの設定となっていた右ハンドルモデルに、マニュアルトランスミッションが加わって益々日本のお客様にポルシェのスポーツカーをお楽しみいただきやすくなりました。
さらに充実したスポーツカーラインナップ
ボクスターとボクスターSは、よりパワフルにトルクフルに生まれ変わりました。可変バルブタイミングシステム(バリオカム)と可変バルブリフトシステム(プラス)を組み合わせた「バリオカム・プラス」バルブコントロールシステムエンジンが搭載されたボクスターの2.7リッターエンジンは、最高出力は5PS増えて245PS(180kW)を発生し最大トルクも273Nm/4,600rpmにまで増えています。一方、総排気量が3.2から3.4リッターに拡大されたボクスターSでは、最高出力は先代モデルに対して15PS増の295PS(217kW)/6,250rpm、最大トルクは340Nmを発生します。また従来にも増して優れたロードパフォーマンスと同時に優れた低燃費を実現しているのも、ニューボクスター、ボクスターSの特徴です。
911モデルレンジに加わったポルシェの象徴的モデル、「タルガ」と「GT3 RS」
2007モデルイヤー最大のトピックスは、スポーツカーでありながらエレガントさをも兼ね備えた唯一無二のモデルともいえる「911タルガ4/タルガ4S」と、レース参戦を前提としたホモロゲーション用ベース車両であるニュー911GT3 RSのデビューです。
スポーツカーの代名詞ともいえる歴代のポルシェ911シリーズの中でも、そのエレガントなルックスが異彩を放つタルガシリーズが、タイプ997では新たに4輪駆動モデルの911タルガ4、911タルガ4Sとしてラインナップに加わりました。
個性的な大型ガラスルーフは、911タルガシリーズならではの存在感を醸し出すとともに、ポリッシュ仕上げが施された陽極酸化アルミニウムのトリムストリップがルーフのサイドエッジには設けられており、そのエレガントなサイドラインをひときわ強調しています。
また、ガスダンパーによって上方へ開くハッチ式のリアウインドウからは、リアシートのバックレストを倒しラゲッジスペースとして利用する際に荷物の積み下ろしを容易に可能にします。
ポルシェ ファンのみならず、スポーツカー ファンの間で伝説となっている1972年の911カレラRS2.7やタイプ964の911RS(1991)の伝統を受け継ぐ、きわめて優れた操作性とハンドリングによって傑出したスポーツカーが911GT3 RSです。
GT3 RSに搭載されるのは、先だってデビューした現行の911GT3と同じく排気量3.6リッター、最高出力305kW(415bhp)/7,600rpmを発生する水平対向6気筒エンジンです。リッター当たりの出力は115.3hpとなり、クロス・レシオ化された6速トランスミッションとシングルマス・フライホイール、20 kg 軽量化された車両重量によりエンジンの吹き上がりはさらに鋭くなりGT3 RSの0-100km/h加速は、GT3よりも0.1秒速い4.2秒となっています。また200km/にはわずか13.3秒で達し、最高速度は310km/hです。
また、GT3 RSは、将来、世界各国で開催されている主要なGT選手権に参戦するためのレギュレーションを念頭に入れて開発されており、カーボンファイバー製ボディ部品、リアアクスルのスプリット式ウィッシュボーンを含むすべてのサスペンション部品などGT3と比較して幾つかの技術的な変更が加えられています。
911モデルレンジへ新たに加わる911タルガ4S、911タルガ4ならびに911GT3 RSは、9月28日(木)から開催されるパリ・オートサロンでデビューするモデルです。また、同時にこれら以外のモデルもポルシェ ジャパンの好調な業績を受け、いち早く日本での受注を開始するものです。
ポルシェ ジャパンではモデルイヤー2007の目標登録台数を3,800台と設定しています。
モデルイヤー2007における価格は、添付一覧をご覧ください。
(※関連資料参照)
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