日本ローパー、高速度CMOSデジカメ「MotionPro X-3/X-4」を発売
ギガイーサネット機能の追加により、安全実験用システムを構築可能な低価格モデル
日本ローパー、高速度CMOSデジタルカメラ「MotionPro X-3/X-4」を発売
高速度カメラとしては業界初、独自技術によりUV撮影機能を搭載可能!
株式会社日本ローパー(本社:東京都江東区深川2-8-19 サクライビル3F、代表取締役社長:安井英人)は、高速度CMOSデジタルカメラ「MotionPro(モーションプロ)X-3/X-4」の発売を平成18年8月10日より開始いたします。「MotionPro(モーションプロ)X-3/X-4」は、工業用高速度デジタルカメラMotionProシリーズの最新機種にあたり、X-3が1280X1024画素にて1000fps、X-4が512X512画素にて5000fpsの撮影が可能な高速度カメラです。100ナノ秒の電子シャッター機能やPIV機能等の従来機能に加え、ライブモニターでのピント調整を可能にするビデオアナログ出力機能を標準でサポート。さらに今回ギガイーサーネット機能、UV撮影機能、と特色あるオプション機能を追加しました。
1、X-3にギガイーサーネット機能を追加する事により、自動車の安全実験用として複数カメラの同期撮影のためのシステムが性能はそのままで従来のコストの2/3以下で構築できることに成功しました。(X-4にも追加可能)
2、X-4のセンサー表面を当社独自のUVコーティング技術により、業界としては初めて高速度カメラにUV撮影機能を追加することに成功しました。本機能により200ナノメートルまでの紫外域の高画質撮影を可能にし、溶接や爆発実験などの分野で利用できます。
MotionPro(モーションプロ)X-3/X-4は、衝突安全試験、生体工学、航空工学、PIV、溶接、落下試験など産業、学術界の研究開発分野に幅広い利用が期待されています。
価格は359万6250円(税込み)より、初年度の売り上げ目標3億円を見込んでいます。
- 高速度カメラ開発25周年を迎えて-
1981年、世界で初めて2000コマ/秒の高速度ビデオカメラ(SP2000)を開発して以来、当時のイーストマン・コダック社からスタートした日本ローパーの高速度カメラシリーズは25年の歴史を刻んでまいりました。全世界での累計販売台数は10,000台を数え、高速度カメラのスタンダードモデルとしてロングセラーを続けています。
※MotionPro Xシリーズの主な特徴など詳細は添付資料参照
