ケーブルテレビ可児、12月から「120Mbpsケーブルインターネットサービス」を開始
ケーブルテレビ可児が
世界初となる高速120Mサービス開始
株式会社ケーブルテレビ可児(岐阜県可児市)は、今年12月1日より「120Mbpsケーブルインターネットサービス」を開始する。
この高速サービスは、現在ケーブルテレビで加入者引込線に使用されている同軸ケーブルをそのまま使用して100Mbpsを超える方式としては世界初となる技術を採用。
サービスエリアは、可児市市内。
利用料金は月5,800円程度を予定。(モデム使用料込み)
本サービス開始に向け、既契約者及び新規契約希望者を対象に、利用料金無料のモニターを募集する。
モニター期間は、9月1日より11月30日までとする。(参加費用は6,300円)
またモニター募集期間は、8月8日から8月22日の2週間とし、応募者多数の場合は抽選とする。
(詳細については、 http://www.ctk.ne.jp/ に掲載)
今回のサービスは、アリス・インターナショナル・ジャパン株式会社(東京都渋谷区)の米国本社が開発した画期的な「フレックスパス(FlexPath(TM))方式」を採用、同社製のセンターモデム装置及び端末モデムを使用して行うもので、従来ケーブルテレビで使用されている同軸ケーブル上で現状160Mbps、将来的には空チャンネル数にもよるが最大1.2Gbps(1200Mbps)の超高速インターネットサービスを可能とする。
システム構築・導入支援は、シンクレイヤ株式会社(本社:名古屋市中区)。
(問合せ先)
〒509-0214 可児市広見1丁目5番地
株式会社ケーブルテレビ可児 120Mモニター係
TEL:0574-63-7211
(株)ケーブルテレビ可児 http://www.ctk.ne.jp/
アリス・インターナショナル・ジャパン(株) http://www.arrisi.com/ 注:英語表記サイト
シンクレイヤ(株) http://www.synclayer.co.jp/
【参考】「世界初」の定義
現在、ケーブルテレビの伝送路技術として主流となっているHFC方式(光・同軸ハイブリッド)でインターネット接続サービスを行う場合、DOCSIS(ドクシス)と呼ばれる世界標準方式を使用した「ケーブルモデム」を使用するのが一般的であるが、その物理伝送速度は42Mbpsが最高であった。今回採用する「フレックスパス方式」は、世界で初めてこのHFC伝送路でFTTHに匹敵する100Mbpsを超える速度を実現する。