サンライズT、日鉄日立システムエンジニアリングとのパートナーシップ契約をISSから継承
日鉄日立システムエンジニアリング株式会社と
『ISS-PACK』パートナー契約の継承に関するお知らせ
当社は、日鉄日立システムエンジニアリング株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:柳原武美)とインターナショナル・システム・サービス株式会社(以下:ISS 社)とで締結されている統合型業務ERP『ISS-PACK』(以下:本製品)の販売、導入に関するパートナーシップ契約をISS社から当社が継承することで合意しましたのでお知らせいたします。
記
1.パートナーシップ契約継承の目的
日鉄日立システムエンジニアリング株式会社は、本製品の権利を当社が取得したこと、ならびにISS社のISS-PACK事業を当社が譲り受けたことで、契約窓口を当社に集約して連携を図っていくことが両社にとってメリットがあると判断したものであります。また、国内市場においてERPの導入が増加していることを背景に、中小・中堅企業向けの展開に拍車をかけていくことを目的に、製造業、流通業向けに多くのシステム導入実績を重ねてきている日鉄日立システムエンジニアリング社とのパートナーシップ契約をISS社から当社が継承することにより、『ISS-PACK』ERPビジネスを拡充してまいる所存であります。
2. パートナー契約先の概要
(1)商号 日鉄日立システムエンジニアリング株式会社
(2)代表者 代表取締役社長柳原武美
(3)本社所在地 東京都中央区明石町8番1号聖路加タワー26階
(4)主な事業 システムソリューション事業
(5)設立 昭和63年4月1日
(6)資本金 2億5千万円
(7)株主 新日鉄ソリューションズ株式会社 51%
株式会社日立製作所 49%
(8)売上高 103億7千万円(平成18年3月期)
(9)従業員数 358名
新日本製鐵株式会社(*1)と株式会社日立製作所の共同出資により誕生した日鉄日立システムエンジニアリング株式会社は、お客様企業のニーズを捉え、最適なシステムを提案・構築するトータルソリューションプロバイダーとして、コンサルティングからシステム設計・開発・保守にいたる一連のサービスを総合的に提供しております。これまで製造業向け基幹システムやERPパッケージを用いたBPR(*2)、金融関連業務のシステム化など先進技術を駆使した大規模システムの構築にも取り組んできており、さまざまな業種・業態で多くの実績を重ねてきている会社であります。
(*1)平成13年4月に、新日鉄ソリューションズ株式会社の出資に変更
(*2)Business Process Reengineeringの略。企業改革において、既存の組織やビジネスルールを抜本的に見直し、プロセスの視点で職務、業務フロー、管理機構、情報システムを再設計(リエンジニアリング)するものです。
3.『ISS-PACK』について
『ISS-PACK』は『経営にフィットするERP』をメインコンセプトとしており、日本およびアジア圏の中堅・中小企業市場をターゲットとする統合型業務ERP製品です。
昨今話題に上っている新会社法にも準拠し、日本版SOX法で制定されるであろうデータの更新履歴のトラッキングや、職制における権限責任毎に業務内容が割当てられる機能を保有しているなど、内部統制機能を装備した製品コンセプトを有しております。
『ISS-PACK』は販売管理、購買管理、生産管理、会計管理、人事管理など25以上からなる業務領域を網羅しており、2000以上からなる業務部品によって構成されています。
一般的な中堅クラスの企業が十分に業務運用できる機能を保有し、部分的な導入や移行にも適しており、適用業務、適用部門の拡張にも柔軟に対応できる製品です。
平成18年1月現在で102社の導入実績をあげております。
4. 業績に及ぼす影響
平成18年9月期の業績に与える影響につきましては、現状軽微の見通しでありますが、今後業績に影響を与えると判断した場合は、業績予想の修正として適時開示してまいります。
以上