ヒビノ、台湾メーカーとLED表示システム「ADExpert」の輸入代理店契約を締結
台湾のLEDメーカー、アゴンテック社と総輸入代理店契約を締結、
屋外用LED電子広告システム(Digital Signage)市場参入のお知らせ
ヒビノ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:日比野晃久)は、台湾のLEDメーカー「Agon-Tech Corporation(アゴンテック・コーポレーション)」とLED表示システム「ADExpert」ブランドの総輸入代理店契約を平成18年8月4日に締結し、8月7日から輸入販売を開始いたしました。
「ADExpert」ブランドの中で、先行発売するのは屋外用LED電子広告「Sun Moon」ディスプレイ・システムです。昼間は従来の広告看板ですが、夜間はLEDディスプレイ表示となり、昼夜にわたり二通りの広告効果が得られる屋外用電子広告システムです。価格はオープンプライス。初年度の販売金額は1億円を見込んでおります。
商品の特長は最新の第三世代LED表示モジュール技術を採用する他、高効率放熱設計により従来メンテナンス上で大きな課題となっていた空冷ファンを世界で初めて不要とするなど高品質、省電力化を達成しており、大幅に維持管理総費用(TCO:Total Cost of Ownership=システムの導入、維持・管理などにかかる費用の総額)の抑制を実現しております。また、JIS規格で定められている防水・防塵の保護等級(電気機器内への異物に対する保護等級)IP55にも適合しております。
当社は、LED事業に経営資源を特化・集中し、高精彩の屋内型製品を中心に開発を強化しております。今回、アゴンテック社と契約を締結した商品群は屋外型商品であり、当社としてはトータルラインナップの拡大を図ってまいります。当該商品の販売を契機に、ユビキタス社会に向け拡大してきている屋外用LED電子広告システム(Digital Signage)市場にも参入し、屋内LED、屋外LEDの両市場向けの製品・商品構成を充実させることで、業績向上を図ってまいります。
※デジタルサイネージ(Digital Signage)とは大型表示ディスプレイ等の媒体を活用し、企業広告及び情報伝達を目的に、IT技術の活用でコンテンツのネットワーク化等により効率化を図ったシステム。媒体としては近年LEDサインボード、LED映像表示システム、PDP、LCD等がある。