NRIセキュア、PCセキュリティ総合管理ソリューションに自動パッチ適用機能を追加
「SecureCube / PC Check」に自動パッチ適用機能を追加
~迅速なパッチ適用を支援して組織のセキュリティを徹底~
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:増谷 洋、以下「NRIセキュア」)は、WindowsクライアントPC向けのセキュリティ総合管理ソリューション「SecureCube / PC Check」※に、セキュリティ向上に不可欠なパッチ適用を自動化する機能を追加し、「セキュリティ診断機能」の無償オプションとして、本日より提供を開始します。
パッチとは、OSやアプリケーションの開発元から配布される追加修正ファイルで、リリース後に発見された不具合の修正や細かなバージョンアップを行います。特にセキュリティの観点からは脆弱性を修正するパッチの適用は必須で、パッチの公開後できるだけ早く適用することが不可欠です。
しかし、パッチの重要性を意識しているPCユーザは少なく、また、ダウンロードからインストールまでのパッチ適用作業も煩雑です。このため、ユーザ自らがパッチを速やかに適用することは困難で、組織のセキュリティが徹底されない結果に陥りがちです。
NRIセキュアでは、上記の課題を解決するために、パッチの適用を自動化する機能を「SecureCube / PC Check」に追加しました。
「SecureCube / PC Check」には、従来、ユーザのワンクリックで、ブラウザなどのアプリケーションのセキュリティ設定を組織のポリシーに沿った設定に修正する機能がありました。今回、この機能を拡張し、パッチの適用作業もワンクリックによる自動化を実現しました。これにより、PCユーザがパッチの選択・取得や適用の手順を意識することなく、クライアントPCを安全な状態に保つとともに、組織のセキュリティを徹底することができます。
NRIセキュアでは、今後も「SecureCube」のラインアップを広げ、セキュリティに対するお客様の幅広いニーズに応えていきます。
※「SecureCube / PC Check」:クライアントPCのセキュリティ対策状況を集中管理する、NRIセキュアのPCセキュリティ総合管理ソリューション。「セキュリティ診断機能」に加え、外部メディアを使用した読み込み・書き込みを制限・遮断する「メディア遮断機能」、ファイルへのアクセスや印刷履歴などを記録する「ログ管理機能」、ハードウェア・ソフトウェアの情報を収集して統合管理する「資産管理機能」などを提供。
【ご参考】
図1.「SecureCube / PC Check」の「パッチ適用機能」の仕組みとパッチ適用の流れ
図2.「SecureCube / PC Check」の診断画面イメージ
(※ 関連資料を参照してください。)