セントラルファイナンス、クレジットの申込業務にアノト方式デジタルペンシステムを導入
セントラルファイナンスは、デジタルペンシステムを導入し、新クレジット申込システムを構築
▽株式会社セントラルファイナンス(CF/本社 名古屋市中区/社長 土川立夫)は、信販業界で初めて、大日本印刷株式会社(代表取締役社長:北島 義俊、本社:東京都新宿区)の技術支援を受けて、クレジットカードやショッピングクレジット申込業務にアノト方式デジタルペンシステムを本格導入します。
▽アノト方式デジタルペンシステム導入により、『個人情報保護』と『業務効率化』が実現します。
▽現在、多数の提携先企業と導入協議しており、平成18年10月から本格展開します。
1.アノト方式デジタルペンシステム概要
アノト方式デジタルペンシステムとは、特殊な電子ペンと専用契約書(申込書)を使用し、契約書(申込書)に記載された申込情報や筆跡を直ちに電子化し、そのまま最寄のパソコンもしくはサーバに送信されるシステムです。
本システムを、クレジットカードやショッピングクレジット申込等に、信販業界で初めて本格導入します。
2.効 果
(1)個人情報保護
加盟店の店頭などでお客様が記入いただいた契約書(申込書)を当社に送る際に、アノト方式デジタルペンを使用すると契約書(申込書)を送ることなしにデータのみを当社に送ることができ、誤Fax等が防止できます。なお、クレジットカード申込においては、申込書レス対応を行い、申込書郵送時(輸送時)の紛失リスクを防止します。
アノト方式デジタルペンで記入された電子化データ(ストローク・データ)は、一般には公開されていない可視性のない座標データであり、独自の圧縮データ形式で保存されるため、万が一デジタルペンが盗難・紛失等により外部に流出したとしても、デジタルペン内部のデータを取り出すこと、若しくは解析することは困難です。さらに、データ送信時は暗号化を行い、データ送信後はペンの中にデータが残ることなく削除されます。
(2)業務効率化
アノト方式デジタルペンを利用することにより、リアルタイムで審査部署にデータ送信し、お申込いただいた筆跡をOCR処理を行い、テキスト化することで弊社イメージワークフローや自動与信システムとの連携を図り、弊社内の審査業務効率化を図ることができます。
3.営業展開
アノトデジタルペンシステムを提携先に提供することにより、当該提携先が抱えるお客様(消費者)のクレジットに関わる個人情報保護を強固にするとともに、クレジット審査業務の簡素化・迅速化を行い、提携先様へのサービスアップを実現します。
4.具体的提携予定
既に数多くの提携先様よりデジタルペン導入に賛同をいただいており、本年10月の導入に向けて協議を重ねています。
5.将来的展開
将来的にはクレジット業務の他にもアノトデジタルペンを使った提携先様の売買契約書や各種書面作成時のデジタルペン化業務の受託も行い、提携先様の個人情報保護、業務効率化のサポートを行っていくことも視野に入れています。
以 上