サノフィ・アベンティスとアステラス製薬、ケトライド系経口抗菌剤の販売提携を9月末で終了
ケトライド系経口抗菌剤「ケテック(R)錠300mg」の販売提携終了について
サノフィ・アベンティス株式会社(以下「サノフィ・アベンティス」、取締役社長:フィリップ・フォシェ、本社:東京都新宿区)とアステラス製薬株式会社(以下「アステラス製薬」、代表取締役社長:野木森雅郁、本社:東京都中央区)は、この度、サノフィ・アベンティスが製造販売承認を有し、アステラス製薬が国内で販売しているケトライド系経口抗菌剤「ケテック(R)錠300mg」(一般名:テリスロマイシン)の販売提携を、2006年9月30日をもって終了することで合意いたしました。これにより、2006年10月1日からサノフィ・アベンティスが単独で日本国内で本剤を販売することになります。
ケテック(R)は世界初のケトライド系経口抗菌剤であり、特に市中呼吸器感染症の治療を目的にサノフィ・アベンティスが開発しました。本剤は、各種感染症の主要原因菌はもとより、医療現場で問題となっているペニシリン耐性あるいはマクロライド耐性の肺炎球菌に対しても優れた抗菌力を持つなどの特徴を有しています。日本においては2003年12月に発売され、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎の適応を取得しています。
サノフィ・アベンティスについて
サノフィ・アベンティスは世界では第3位、ヨーロッパでは第1位の製薬会社です。サノフィ・アベンティスは世界クラスの研究開発組織に支えられ、循環器、血栓症、がん、糖尿病、中枢神経系、内科系、ワクチンの主要7 治療分野で主導的な地位を占めています。サノフィ・アベンティスは、パリ(Euronext:SAN)およびニューヨーク(NYSE:SNY)に上場しています。
アステラス製薬株式会社について
アステラス製薬株式会社は、2005年4月1日、山之内製薬株式会社と藤沢薬品工業株式会社との合併により誕生しました。先端・信頼の医薬で、世界の人々の健康に貢献する「日本発のグローバル製薬企業」として、積極的に事業展開を図っています。
以上