ワイズギア、日射しや雨を遮る車いす用オーニング「お出かけルーフ」を開発
強い日射しや突然の一時的な雨を遮る!車いす用オーニング「お出かけルーフ」開発
第33回国際福祉機器展H.C.R. 2006に参考出品
株式会社ワイズギア(代表者:飯窪 泰、所在地:浜松市新橋町)は、新開発した車いす用オーニング「お出かけルーフ」を9月27日(水)~29日(金)、東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-21-1)にて開催される第33回国際福祉機器展H.C.R.2006に参考出品します。
車いす用オーニング「お出かけルーフ」は、「簡単で扱いやすい操作性と軽さ」、「お出かけが楽しくなるファッション性」をコンセプトに、強い日射しや突然の一時的な雨を遮るなど、車いす利用者の快適性を追求、促進しようと、企画・開発している製品です。
急激に進む高齢化社会を背景に、当社では「安全性とファッション性の両立」をテーマに2001年11月から福祉関連用品事業に参入。それまで二輪用品等で培った顧客視点の開発姿勢の下、製品の素材や加工技術などのノウハウもフィードバックし、電動カート用オーニングや車いす専用のクッション、バッグ、車いすのまま乗車できる施設内移動用電動ビークル「楽楽(らら)」など、「安全性」はもちろん、「外出機会の拡大」を重視し、「ファッション性」、「操作性」を盛り込んだ製品づくりを実践してきました。なかでも電動カート用オーニングについては、国内電動カートメーカーほぼ全社に供給し、2003年の発売以来、国内トップシェアを維持しています(2006年9月現在・ワイズギア調べ)。
そして今回、「電動カート用だけでなく車いすのオーニングが欲しい」といった市場の声を受け、電動カート用オーニングで培ったノウハウを活用し、本製品を企画・開発するに至りました。
【 車いす用オーニング「お出かけルーフ」の主な特徴 】
◎取り付け操作の簡易化と汎用性
本製品はルーフ部分と、車いすに固定するベースフレームからなり、ルーフを使用しない時には、ベースフレームからルーフ本体を簡単に取り外せます。また、車いすの座面幅380mmから420mmにまで対応し、ルーフの高さも利用者の座高にあわせて手軽に無段階調節できます。
◎本体の軽量化
本体のフレームには、軽くて耐久性にすぐれたアルミフレームを採用し、総重量は、電動カート用に比べて半分以下の2.6kgを実現。また、ルーフは風が抜けやすい設計とし、素材には撥水加工を施したナイロンを使用していますので、日射しを遮りながらも熱が内にこもらず、突然の雨にも一時的に対応します。
◎おしゃれなカラーとデザインの採用
製品のカラーやデザインには、従来の福祉関連用品に捕らわれない自由な発想と遊び心を盛り込みました。また、好みに合わせて選べるよう、バリエーションを豊富に取り揃える予定です。
なお、今回参考出品する車いす用オーニング「お出かけルーフ」は、来春の発売を予定しています。
●参考画像:ワイズギア 車イス用オーニング「お出かけルーフ」
(ヘッドサポートはオプション。参考出品につき、カラーやデザイン及び仕様が変更になる場合があります)
(※ 関連資料を参照してください。)
【 株式会社ワイズギア 概略 】
本社所在地 : 静岡県浜松市新橋町1103
設立年月 : 1997年1月20日
代表者 : 代表取締役 飯窪 泰
従業員数 : 280人(2006年1月現在)
資本金 : 9,000万円
出 資 : ヤマハ発動機販売株式会社、ヤマハ発動機株式会社
事業内容 : 二輪用品、マリン関連用品、特機用品、福祉関連用品などの開発・仕入・輸出入販売事業
販売先 : ヤマハ発動機販売株式会社、用品専門店、ホームセンター、通信販売
1997年1月、ヤマハ発動機株式会社の100%出資によって設立。モーターサイクルやマリンスポーツを中心に関連用品の製造・卸・販売を行っています。
日頃から顧客視点に立ち、お客さまのニーズにきめ細かく応えるべく、オリジナル製品の企画開発に注力。また、商品ラインナップの拡充をめざし、幅広いメーカーとの共同開発も積極的に取り組んでいます。
そして企業カラーである"遊び心"を商品の随所に盛り込み、安全性や安心感に"楽しさ"を加味した商品作りを実践しています。