シニアコミュニケーション子会社、NIFSMBCと共同で「シニアビジネス応援ファンド」を設立
「シニアビジネス応援ファンド」設立について
シニアマーケットの専門機関である株式会社シニアコミュニケーション(本社:東京都港区、代表取締役社長 山崎伸治 以下「当社」)の100%出資子会社である株式会社シニアインベストメント(本社:東京都港区、代表取締役社長 山崎伸治)は、シニア市場で躍進する可能性の高い商品・サービスを有する企業に投資する「シニアビジネス応援ファンド」を、エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 山村信一、以下NIFSMBC)と共同で設立することになりましたので、お知らせいたします。
【 背景 】
日本では、2003年1月に50歳以上人口が成人人口の50%を超えました。人口のボリュームゾーンである団塊の世代も来年からリタイアが始まり、新しいライフステージに入ります。消費性向も高いこの世代に向けた事業の市場規模は100兆円とも言われています。
日本におけるシニア向け事業は、まだまだ脆弱な状況にありますが、今後数年間で各業種、業界におけるシニア市場でのポジショニングが確定し、勝ち組企業が大躍進を遂げていくことが予想されます。
そこで、当社がこれまで培ってきたノウハウ、ネットワークにより、今後シニア市場での成長の可能性が高い企業を見出し、その企業に対して当社が持つノウハウの提供、シニア顧客や取引先の紹介などを行うことにより、企業成長を加速させることができるのではないかと考えています。
また、シニアにとって良い商品・サービスを提供する企業の成長を当社がサポートすることは、「シニアが生き生きと暮らせる社会に貢献する」という当社の企業理念にも繋がると確信しています。
【 ファンドの概要 】
本ファンドは、シニア市場で躍進する可能性の高い商品・サービスを有する投資先企業に、当社の持つマーケティングノウハウとネットワークを注入し、そのポテンシャルを引き出すことで企業価値を高めていきます。
また、NIFSMBCの持つ長年の投資経験によって培われた確かな投資手法と情報ネットワークにより、投資収益の最大化を図ることを目指します。
【 ファンドの特徴 】
・当社に持ち込まれるコンサルティング案件などから優良投資対象を確保
・豊富なコンサルティング実績に基づく、シニアのニーズを踏まえた有望案件の目利き
・リサーチ実績に基づくシニアのニーズの把握
・コンサルティング経験で培ったシニアのニーズを捉えるノウハウを投資先企業に注入
・百貨店やスーパーなど流通チャネルとのネットワークを利用し、投資先企業への販売バックアップ
・シニア会員組織、コミュニティサイト、メールマガジンなどを活用した実践的マーケティングサポート
・NIFSMBCの豊富な投資先企業とのコラボレーション
・NIFSMBCの持つ、経験豊かなファイナンスノウハウの提供
【 ファンドの概要 】
■名 称 : シニアビジネス応援ファンド投資事業有限責任組合
■準拠法 : 投資事業有限責任組合契約に関する法律
■無限責任組合員 : 株式会社シニアインベストメント(当社の100%子会社)
エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズ株式会社
■ファンド規模 : 30億~50億円程度
■投資対象 : シニアが重要な顧客となる事業を営む企業
■設立予定日 : 2006年10月下旬
【 業績に与える影響 】
本投資事業有限責任組合は、当社連結子会社(株式会社シニアインベストメント)の持分法適用会社として取扱いますが、当社2007年3月期業績に与える影響については、現時点では軽微であると予想しています。
しかし、今後当事業の発展、成長に伴って当社業績への影響が予測される状況になりましたら速やかに開示します。
【 共同運営会社 】
■会社名 :エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズ株式会社
■住 所 :東京都中央区京橋1-2-1
■代表者名:代表取締役社長 山村 信一
■事業内容:プライベート・エクイティ投資事業
■資本金 :18,767百万円