フィアットオートジャパン、2シーター・オープンスポーツ「Alfa Spider」3車種を発売
New Alfa Spider
アルファ ロメオの最新オープンスポーツ ニュー・アルファ スパイダー3車種を本年10月14日(土)より販売開始
フィアット オート ジャパン株式会社 (本社:東京都港区、社長:マウリツィオ ズアーレス) では、本年10月14日(土)より、アルファ ロメオの最新2シーター・オープンスポーツ ニュー・アルファ スパイダー (New Alfa Spider) の販売を全国のアルファ ロメオ正規ディーラーを通じて開始致します。
今回販売が開始されるのは直噴式2.2リットル・JTSエンジンを搭載した、総排気量2,198cc、6速マニュアル・トランスミッション、左ハンドル仕様のニュー・アルファ スパイダー 2.2 JTS Progression (プログレッション) と、これにさまざまな上級装備品を設定したニュー・アルファ スパイダー 2.2 JTS Distinctive (ディスティンクティブ)、および直噴式3.2リットルV型6気筒JTSエンジンを搭載し、総排気量3,195cc、6速マニュアル・トランスミッション、フルタイム4輪駆動『Q4』の左ハンドル仕様としたニュー・アルファ スパイダー 3.2 JTS Q4 Distinctive (ディスティンクティブ) の3車種で、全国メーカー希望小売価格は、ニュー・アルファ スパイダー 2.2 JTS Progressionが459万円、ニュー・アルファ スパイダー 2.2 JTS Distinctiveが486万円、またニュー・アルファ スパイダー 3.2 JTS Q4 Distinctiveを607万円 (いずれも消費税込) としています。
■先代のアルファ スパイダーは、1996年1月に日本へ導入されました。その後、車種の追加・変更やリニューアルを重ねながら、スポーティーでスタイリッシュなアルファ スパイダーはつねに高い人気を維持してきました。また、2003年7月にはフロントスタイルやエンジンを一新させたモデルを導入、1996年の発売以来今年8月末までにおよそ1,700台が登録されてきました。
■『Spider is Alfa Romeo』という、30年程前のこのキャッチコピーは、約80年にもわたるアルファ ロメオのスパイダーの歴史を、技術面からも感情面からも端的に表しています。1950年代のジュリエッタ スパイダー、60年代のデュエット スパイダー、そして90年代のアルファ スパイダーなど、アルファ ロメオは、自由な発想と並外れた情熱でオープンモデルを生み出し続け存在感を与えてきました。
そして今回デビューするニュー・アルファ スパイダーには、アルファ ロメオが長い歴史を経て作り上げてきたオープンモデルの自然な進化というテーマとともに、運転する喜び、力強くしなやかなエンジン、そして極上のスタイリングが受け継がれ、最新の技術と高い品質、真のスポーツカーとしての本質的なシンプルさが息づいています。
■イタリアンエレガンスと独自性が際立つニュー・アルファ スパイダーのスタイリングは、クーペモデルのアルファ ブレラをベースに、名門カロッツェリアのピニンファリーナとアルファ ロメオ・スタイルセンターによって開発されました。フロントエンド中央には、アルファ ロメオ伝統の『盾型』グリルが堂々とそびえ、このグリルを頂点にボンネットラインがV字型に広がっています。そしてショルダー部分とAピラーを強調したことで、ワイド感ただようフロントエンドが印象づけられています。
また筋骨たくましいホイールアーチは、ニュー・アルファ スパイダーの使命とも言えるスポーティー感とともに、優雅さや軽快さを象徴しています。リアエンドでは、細長い形状のテールランプユニットと4本のエグゾーストパイプがスポーティーでダイナミックな印象を与えています。また、電動ソフトトップや、ジュリエッタ スパイダー譲りの丸みを帯びたリアショルダー部のデザインなど、ニュー・アルファ スパイダーでは、アルファ ロメオの歴史の中でも群を抜く『ロマンティックな』要素が採用されています。
■ニュー・アルファ スパイダーには、アルファ ブレラやアルファ159と同様の新 設計のガソリン直噴式JTSエンジンが搭載されています。 2.2 JTSの2車種には、直列4気筒直噴JTSエンジンを、また3.2 JTS Q4にはV型6気筒直噴JTSエンジンを搭載。これらのエンジンはオールアルミ製とし、従来型に比べ大幅な軽量化が達成されています。
また『ツインフェーザー』と呼ばれる吸気と排気バルブのそれぞれに連続可変バルブタイミング機構を装備し、高出力と高トルクを実現しながら、燃費とエミッションレベルも低減しています。加えてこれらの新世代エンジンでは従来型とは異なり、タイミングチェーン駆動式カムシャフトが採用されました。チェーンにはオートマティックチェーンテンショナーが組み込まれバルブトレインのメンテナンスフリーも実現しました。これら2つのエンジンは、最新排ガス規制であるEuro 4もクリアしています。
■ニュー・アルファ スパイダーではサスペンションシステムが刷新されています。 フロントには、大きく改良が加えられたハイマウントアッパーアーム型ダブルウィッシュボーン式が採用されています。これはアルファ ブレラやアルファ159でも採用されていますが、ニュー・アルファ スパイダーへの採用にあたって、ホイールジオメトリーの変更など、専用のチューニングが加えられました。
またリアには、新型のハイマウント式アッパーアーム型マルチリンク式が採用されています。これらの結果、路面の凹凸を最大限に吸収し、矢のような直進性と正確なハンドルレスポンス、より小さな回転半径、卓越したロードホールディングが実現しています。またニュー・アルファ スパイダー 3.2 JTS Q4 Distinctiveは、最新型トルセンCセンターディファレンシャルを採用したフルタイム4輪駆動としており、最良のアクティブセーフティーとスポーティーな走行性能を実現しています。
■ニュー・アルファ スパイダーのシートおよび内装には、アルファ ロメオが開発したスエードのような質感、優れた通気性と耐久性を兼備えたAlfatexRが採用されています。またオプションでチベットレザーシート*や、高密度のポルトローナ・フラウR社製レザーシート*を選ぶこともできるようになっています。
ニュー・アルファ スパイダーのフルオート電動油圧式のソフトトップは、軽快さを演出しつつ車全体のデザインとも完璧にマッチしています。安全面に貢献する左右のリアロールバーは、スパイダーのシルエットと調和し、その後方にはそれぞれメタリックプレートを施した 『こぶ』 が配されハイテクなアクセントが添えられています。
またソフトトップのリアウインドーには、曇り止めの熱線入りガラス製が今回より新たに採用されています。従来に比べ、透過性や機能、耐久性が大幅に向上しました。
*チベットレザーシートは、ニュー・アルファ スパイダー 3.2 JTS Q4 Distinctiveにはオプション設定がありません。
*ポルトローナ・フラウR社製レザーシートは、ニュー・アルファ スパイダー 2.2 JTS Progressionにはオプション設定がありません。
■ニュー・アルファ スパイダーでは、デジタル表示式マルチファンクションディスプレイやパーキングセンサー(リア)、セーフティースターターシステム、デュアルゾーン式フルオートエアコン、レインセンサー*、オートライト機能*、クルーズコントロール*など数多くの装備を搭載し、ユーザーフレンドリーで快適な車内空間を提供しています。
またニュー・アルファ スパイダーには、さまざまな最新の安全装置が装備されています。コーナリング時の横滑りを制御し危険回避時のドライバー操作を補助するVDC (ビークル・ダイナミック。コントロール)、加速時などの駆動輪スリップを防ぎ適切な駆動力を確保するASR (アンチスリップ・レギュレーション)、シフトダウン時のエンジンブレーキトルクを制御し路面グリップが低い状況でも駆動輪のホイールロックを防ぐMSR (エンジンブレーキ・トルクコントロール)、緊急制動時に最大制動力を発揮するブレーキアシスト機構HBA (ハイドローリック・ブレーキアシスト)、また坂道発進を容易にするヒルホールドシステムなど先進の電子制御デバイスを搭載し、加えてデュアルエアバッグ、サイドエアバッグ、新たに運転席ニー(膝部)エアバッグと合計5つのエアバッグも標準装備とするなど極めて高い安全性能を確保しています。
*レインセンサー、オートライト機能、クルーズコントロールは、ニュー・アルファ スパイダー 2.2 JTS Progressionには設定がありません。
■全国のアルファ ロメオ正規ディーラー82店では、2006年10月14日(土)と15日(日)の2日間、『The Alfa Spider Reborn Fair (ジ アルファ スパイダー リボーン フェア)』を開催致します。
スペック表(*添付資料参照)
関連画像(*添付資料参照)
<お客様からの問い合わせ先>
フリーダイヤル 0120-779-159