メビックス、オムロンヘルスケアと健康情報サービス事業で業務提携
オムロンヘルスケア株式会社との業務提携に関するお知らせ
当社は、平成18年9月28日開催の取締役会において、オムロンヘルスケア株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長:赤星慶一郎、以下「オムロンヘルスケア」)との間で、医療機器を活用した健康情報サービス事業に関する業務提携の基本合意を締結することを決議いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。
記
1.業務提携の理由
当社は、医薬品等の有効性や安全性に関するエビデンス構築を目的として実施される大規模臨床試験において、インターネットを通じて運用する臨床試験支援管理システム「CapTool(キャプツール)」を活用した臨床試験支援サービスの提供をコア事業としております。また当社は、「CapTool」と家庭用医療機器を連携させた臨床試験支援サービスの提供や、臨床試験に留まらない生活習慣病の予防や進展抑制等のヘルスケア領域への進出に鋭意取り組んでおります。
一方オムロンヘルスケアは、医療機器の開発・販売を主な業務としており、その製品のブランド力及び技術力に関しては業界屈指の企業であります。
当社とオムロンヘルスケアのそれぞれの強みを融合すれば、大規模臨床試験市場における「CapTool」のデファクト化進展と医療機器の販売拡大という相乗効果が最大限に発揮されるものと考え、両社間で協力関係構築の検討を進めて参りました。
その関係強化の第一弾として、当社は、オムロンヘルスケアが49%を出資するクリノグラフィ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小野起代己、以下「クリノグラフィ」)の株式51%の取得を平成18年8月23日付けで決議いたしましたが、本日クリノグラフィの株式取得が完了したことに伴い、本格的な業務提携の開始に付いて両社間で基本合意に至りました。
本業務提携はクリノグラフィを通じて実施されます。今後は両社が密接に連携することにより、医療機器を活用したより効率的且つ高品質な臨床試験支援サービスの提供を拡大していく他、糖尿病や高血圧といった生活習慣病の予防や進展抑制に係わるヘルスケア領域への進出を加速させる製品やサービスの開発・提供を行って参ります。
2.業務提携の内容
(1)当社の臨床試験支援事業とオムロンヘルスケアの医療機器事業を活かした、健康情報管理サービスの提供
(2)将来において、医療機関および個人に向けた新たな医療機器・サービス事業の共同開発とその展開
3.オムロンヘルスケア株式会社の概要
(1) 名称:オムロンヘルスケア株式会社
(2) 主な事業内容:家庭用・医療用健康機器の開発・販売、健康管理ソフトウェアの開発・販売、健康増進サービス事業の展開等
(3) 設立年月日:2003年7月1日
(4) 本店所在地:京都市右京区山ノ内山ノ下町24番地
(5) 代表者:代表取締役社長赤星慶一郎
(6) 資本金:50億円(平成18年3月31日現在)
(7) 従業員数:単体305名、連結3,042名(平成18年3月31日現在)
(8) 大株主構成及び持株比率:オムロン株式会社100%
(9) 当社との関係:該当事項なし
4.日程
平成18年 9月28日 取締役会
平成18年 9月28日 事業提携基本協定書締結
平成18年10月末日 事業提携契約書締結(予定)
5.業績に与える影響
今回の業務提携により当社の平成19 年4 月期の業績に与える影響については、今後判明した段階でお知らせいたします。
以上