伊藤忠商事とオリコなど３社、「リフォーム総合保証制度」を導入・展開
リフォーム総合保証制度を構築
～安心のリフォーム環境をお客さまに提供～
伊藤忠商事株式会社（東京都港区北青山、小林栄三社長、以下「伊藤忠商事」）、株式会社オリエントコーポレーション（東京都千代田区麹町、上西郁夫社長、以下「オリコ」）、伊藤忠建材株式会社（東京都中央区日本橋本町、柴田敏晶社長、以下「伊藤忠建材」）は、伊藤忠商事、オリコ、伊藤忠建材が出資し、伊藤忠建材が運営する有限責任中間法人 ハウジング保証（以下「ハウジング保証」）が構築した「リフォーム総合保証制度」を導入・展開してまいります。当初１年間で２００社、今後３年間で１，０００社の施工店登録を目指します。
平成１８年６月に公布された「住生活基本法」では、安全・安心で良質な住宅ストック・居住環境の形成が最重点に位置づけられております。住宅リフォーム産業は、５２００万戸住宅ストックのコンバージョン（用途変更）やリノベーション（全面改修）を行うことで今日の社会情勢に沿った住環境の提供を期待されております。本「リフォーム総合保証制度」は、リフォーム工事に関して、契約時から工事完了後に至る幅広い保証により、安心・安全のリフォーム環境をお客さまに提供することを目的に構築しております。
≪ 「リフォーム保証制度」の狙い ≫
（１）リフォーム完成保証制度
リフォーム施工業者が本制度に登録する場合、決算書による財務内容の審査を必要とするため、施主が施工業者を選定する上で大きな信用の裏付けとなります。また、万が一登録施工店がリフォーム工事を継続できなくなった場合、工事を完成させるか支払代金を保証することにより、施主のリスクをヘッジします。
（２）リフォーム瑕疵保証制度
「ハウジング保証」が策定した「リフォーム保証制度標準仕様書」に沿った施工により、事故を未然に防ぎます。万が一、当該リフォーム工事に起因した施工瑕疵が発覚した場合、補修費用を負担します。
保証期間は５年です。
「リフォーム総合保証制度」を導入するためには、「ハウジング保証」への登録が必要になります。登録には事前に財務審査、施工検査が実施されるため、お客さまにとっては安心・安全が約束されたリフォーム工事が可能になります。また、導入企業は入会金５万円（税別）、年会費３万円（税別）の費用負担が必要となります。なお、別途保証利用料が必要となり、目安として工事請負金額１００万円の場合２万円の保証利用料となります。