カゴメ、幼児の食生活に関する調査結果を発表
カゴメ、幼児の食生活に関する調査実施
~家庭内で実践している一番の食育は「必ず朝食を食べる」こと~
カゴメ株式会社(社長:喜岡浩二)は、幼児の食生活に関する調査を実施いたしました。
カゴメは、子どもたちの「食」への興味・関心を育み、食の楽しさを体験するきっかけづくりとなることを願って、さまざまな食育支援活動に取り組んでいます。
本調査は、幼児とその保護者の食生活実態を把握し、今後の活動へ反映していくことを目的として実施したものです。
◆調査実施期間
2006年4月25日から5月末日まで
◆調査方法
カゴメ劇場(※1)ホームページ内にてインターネットによるアンケート回答方式
◆有効回答数
4,790件
◆主な調査内容
(1)子どもの食生活に関する33 項目について、「家庭内で実施していること」と「学校や園でやって欲しいこと」
(2)子どもの食生活上で困っていること
調査結果と分析は添付の報告書の通りです。中でも興味深いデータとして、
■「現在実施している」との回答が33 項目中最も多かったのは、「必ず朝食を食べる」の92.1%で、唯一9 割を超えている。H16 年2 月に厚生労働省から発表された食育レポートでは、幼児の朝食摂食率が80%代後半となっており、これと比較すると、本調査対象者は食への意識の高い層であると考えられる。
一方で、食生活上で困っていることとして挙げられたフリーアンサーからは、「朝食に時間がかかる」「朝食は量を食べない」など、朝食への悩みが目立つ。また、「少食」が「食べ過ぎ」よりも多く挙げられた。朝食欠食児童予備軍であることや、子どもたちの食への興味・関心が薄らいでいること、などが危惧される。
■「学校や園でやって欲しい」との回答は全体の1割にも満たないが、「地域の食材や特産品を知る」に続き「ガスコンロが使える」「子供の料理教室に参加したことがある」など調理に関する項目も目立った。食文化の伝承だけでなく、家庭内で調理を教える機会が減り、学校や園へ期待する傾向が伺える。
などが挙げられます。
カゴメは今回の調査から
幼児を持つ保護者は、食事マナーや生活リズムは家庭内で実施、または実施したいと考えており、食文化や調理については、学校や園などへ期待する傾向がある。
との結論を得ています。
この調査結果について、料理研究家・管理栄養士の村上祥子氏より別紙のコメントをいただいております。カゴメでは、今回の調査結果をさらに検討・分析し、食育支援活動の更なる発展と充実を図ってまいります。
※1:「カゴメ劇場」は、カゴメが実施している食育支援活動のひとつで、毎年夏休みにたくさんの親子を無料でご招待している、「食」をテーマにした、カゴメオリジナルのぬいぐるみミュージカルです。
1972年(昭和47年)にスタートした本企画は、今年35周年を迎え、のべ来場者数は306万人を超えました。今年も全国19会場にて40回公演を行い、約63千人のお客さまにご来場いただきました。
(詳しくはカゴメ劇場HP をご覧ください。⇒http://www.kagomegekijo.com/
)
【本件のお問い合わせ先】
ホームページアドレス/http://www.kagome.co.jp/
カゴメお客様相談センター 0120-401-831
*コメントは、添付資料をご参照ください。