レビックグローバル、新人・若手社員向け「キャリア自律」教育プログラムを開始
レビックグローバル、新人・若手社員をコア人材に育てる
「キャリア自律」教育プログラムをスタート
~若者の就業観・仕事観の変化に合わせ、いま企業が求める自律型人材の育成を支援~
ナレッジ&ラーニングソリューションの株式会社レビックグローバル(本社 東京都渋谷区、代表取締役社長 川口 泰司、TEL:03-5790-8550)は、若年層の就業観・仕事観の変化に応えるため、いま企業が求めるキャリア観「キャリア自律」を取り入れた教育プログラムのサービスを開始いたします。
「キャリア自律」とは、自分自身の価値を高めるために自分自身の責任で自分らしいキャリアを選び取り、切り拓いていく、主体的な働き方をいいます。本プログラムの総合監修には、キャリア発達、リーダーシップ開発、モチベーション論の研究と実践的な教育の第一人者、神戸大学大学院 経営学研究科 金井壽宏(かないとしひろ)教授(※1)を迎え、20代のキャリア発達課題の解決支援に向けて、様々なスキルアッププログラムを提供します。
■背景 ~企業と大学、学生のキャリア観の変化~
従業員のキャリア開発は自己責任のもとで個人が行うものと考える企業数が、責任は会社や組織にあると考える企業数を上回っています(※2)。組織として個人のキャリア開発支援の重要性が問われる時代になってきたといえます。
このような変化をとらえて、60%以上の大学が、1年時から「キャリア形成支援の講座」をスタートしています(※3)。キャリア観は下記のように変わってきています。
従来のキャリア観:
キャリアは会社が用意するものだった。勤続年数に応じて一定の職種をこなし、課長・部長というポストを獲得していけば、高い収入と安定した老後が得られていた。
↓
新しいキャリア観:
自分自身の責任で自分らしいキャリアを選び取り、切り拓いていく「キャリア自律」という考え方に変化してきている。
■商品名
<若年層向け>
・内定者コ-ス キャリア自律編「キャリアを拓くビジネスマインド」
(2006年9月リリース)(詳しくは、 http://www.naiteisha.com/ )
・ベーシックコース キャリア編(タイトル未定、2007年春リリース予定)
・新人・若手社員コース キャリア編(タイトル未定、2007年夏リリース予定)
<育成者向け>
・OJT実践編(タイトル未定、2007年春リリース予定)
・人事考課編(タイトル未定、2007年春リリース予定)
これらはすべて、法人向け人材育成ポータル「ナレバスネット」(※4) http://www.knowledgebasket.net/ を通じて提供されるコンテンツです。
■「キャリア自律」を重視した教育プログラムの特徴
1) 金井教授の監修による、キャリア発達課題に合わせた解決支援。
「内定者コース キャリア自律編」では、学生生活と区切りをつけて、入社前の準備を整えるためのプログラムを提供します。
【目次】セッション1:キャリアと自律マインド~仕事とキャリアを考える~
セッション2:真実のキャリア・デザイン~良いキャリアを築くための視点~
セッション3:自分らしいキャリアを作るスキル~周囲との関係を考える~
2) 「キャリア自律」を支援するメンターやコーチ向けのコンテンツも提供。
「メンター」や「コーチ」として新人・若手社員を指導する職場のマネージャーやリーダーのために、OJTを実践するためのプログラムも提供します。
3) コンテンツ提供だけでなく、確実にレベルアップできるしくみを提供。
内定者コースでは、学習のためにコンテンツを提供するだけではなく、書込式ノート、テスト、修了認定の3つのフォローを用意していますので、内定者全体を確実にレベルアップすることができます。ノート回収によって、学習内容の確認をすることも可能です。
「キャリア自律」を重視した教育プログラムのコースウェア体系については図1を、コースウェアの基本データについては表1をご覧ください。
■「キャリア自律」教育セミナーのご案内
本サービスの開始にあたり、総合監修の金井教授をお迎えして、以下の通りセミナーを開催いたします。年代別のキャリア発達課題への理解とキャリア自律の解決を支援するプログラムのご説明ならびにデモンストレーションをご覧いただく予定です。
2006年10月20日(金)13:00~17:00 会場:東京・ホテルフロラシオン青山<参加無料>
(※1) 金井壽宏教授プロフィール:1954年神戸生まれ。1978年京都大学教育学部卒業。1980年神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了。1989年マサチューセッツ工科大学(MIT)Ph.D.(経営学)。1992年神戸大学博士(経営学)。現在、神戸大学大学院経営学研究科教授。リーダーシップ、ネットワーキング、モチベーション、キャリアなど、経営学の中でも人間の課題に深く関わるトピックを主たる研究分野としている。
著書に「変革型ミドルの探求」「企業ネットワーキングの世界」(以上、白桃書房)、「ニューウェーブ・マネジメント」(創元社)、「経営組織」(日経文庫)、「『はげまし』の経営学」(宝島新書)、「経営を活かす 最強のマネジメント心理学」(中経出版)、対談集に「あなたの生き方を変える」(学生社)、監訳に「完全なる経営」(日本経済新聞社)などがある。
(※2) リクルートワークス研究所の調査「Works 人材マネジメント調査2005」、第3章「人材マネジメントの実態」によれば、企業が考えるキャリア開発の責任の所在は次の通り(2006年7月発表)。
キャリア開発の責任の所在は会社にあると考える: 32.9%
キャリア開発の責任の所在は個人にあると考える: 41.7%
どちらともいえない: 25.0%
(※3) 労働政策研究・研修機構の調査「大学就職部/キャリアセンター調査(全国大学617 校中、510 校回答)」(2006年発表))
(※4) 「ナレバスネット」は、企業ごとにポータルを提供し、コンピテンシー開発やビジネスパーソンに不可欠な基礎スキル習得、キャリア形成をサポートする人材育成プラットホーム。企業の人材育成ニーズ「自律型人材を育成して組織力をアップ」にマッチしている点と、1つのプラットホームでビデオ番組配信/ラーニング教材/企業保有のオリジナルコンテンツの3種類が活用でき、日常的、継続的な学習に利用できるコストパフォーマンスの高さにより、サービス開始1カ月で受講者2万人を突破した。
■株式会社レビックグローバルについて
株式会社レビックグローバルは、企業内教育のための教材開発事業やグローバル化支援事業を中心とする、ラーニングソリューションベンダーです。その活動は日本だけでなく中国にも展開しており、多数の日系企業、欧米企業のアジア展開を、主として人材開発の面で支援しています。
(会社データ:会社と事業の詳細はホームページ http://www.revicglobal.com/ をご覧ください)
代表者:川口泰司(代表取締役社長)
本社: 東京都渋谷区元代々木町30-13 日交元代々木ビル1F
資本金:3億930万円
拠点: 東京、愛知、大阪、ミュンヘン、北京、大連
設立: 2001年4月