住商情報システム、岡村製作所のユーザーインターフェイス強化で「Curl」を採用
株式会社岡村製作所は社内のWebシステムの
ユーザーインターフェイス強化に、リッチクライアント言語
「Curl」を採用しました。
・リッチクライアント技術採用により、効率的な業務活動支援の向上
・フロント・ユーザーインターフェイスの開発速度を短縮
・クライアント環境に依存しないシステム提供
住商情報システム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:阿部康行)は、株式会社岡村製作所(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:久松一良)が、社内のWebシステムのユーザーインターフェイスを強化するために、リッチクライアント言語である「Curl」を採用したことを発表いたします。
記
I.「Curl」採用の背景:
株式会社岡村製作所は、社内Webシステムに、HTML/JSP、Javaのアプレットを使用していましたが、ユーザーへのシステム提供が表示主体から、入力主体へ展開するにあたり、基幹系の操作に習熟したユーザー層からはWebアプリケーションの操作性やレスポンスの悪さなどが指摘され始めました。
これらを解決するために、リッチクライアント製品が検討され、今般「Curl」が採用されました。
II.「Curl」で実装した機能:
(1)Excelライクなデータ表現
入力データを多段形式に表示する要求には、「Curl」が標準で提供をしているAPI(部品)のレコードグリッドを採用することで実現し、入力時間が大幅に短縮しました。
(2)操作性を向上させる入力制御
旧来のエミュレータの操作性(入力フィールドの自動移動など)、入力チェックの充実により、入力時間が大幅に短縮しました。
(3)複数画面のタブ表示
JSPでは各画面の生成をサーバで行っていましたが、クライアントにダウンロードされている複数の画面をタブで切り替えることにより、画面を切り替える速度が大幅に改善しました。
(4)展開済みのWebシステム
・施工関係見積システム
・冷凍ショーケース見積システム
・招待状管理システム
今後、販売系システムを採用する予定です。
III.Curlの導入効果:
(1)画面の開発速度を短縮
従来のアプレットでの開発生産性と比べて、Curlの標準APIを使うことにより、大幅に開発速度を短縮することができました。
「Curl」の開発ツール(ビジュアルレイアウトエディター)で画面の開発が簡単にでき、自社で作成した部品を容易に再利用することで開発工数が削減できました。
(2)システム運用工数を削減
Curlのバージョンアド(追加)という特性から、バージョンアップにおいて複数のバージョンを混在でき、メンテナンス作業の撤廃が可能となりました。
(3)サーバ側のシステムに依存しないオープン性
既存システムで構築されているJAVAのシステムやデータベースと、連携してアプリケーションが動作するため、開発における柔軟性の実現が可能となりました。
IV.システム構成イメージ:
※添付資料参照
V.株式会社岡村製作所について:
・社 名 株式会社 岡村製作所
・本 社 神奈川県横浜市西区北幸1-4-1天理ビル
・創 業 1945年(昭和20年)10月 (横浜市磯子区岡村町に創業)
・資本金 18,670百万円
・従業員 2,679名
・支 店 全国99支店
・工 場 横須賀/富士/御殿場/つくば/山形/中井
・事業内容
オフィス環境事業
オフィス用スチール家具、公共施設用家具等の製造・販売
商環境事業
店舗用商品陳列棚、冷凍・冷蔵ショーケースの製造・販売
物流システム事業
工場・倉庫用自動機器、産業車両用流体変速機の製造・販売
セキュリティ事業
金庫・貸金庫などの防犯設備、防水設備の製造・販売
・ホームページ http://www.okamura.co.jp/
*掲載の社名、商品名は、各社の商標、または登録商標です。
以 上