沖通信システム、PBXソフト開発会社「沖アドバンストコミュニケーションズ」を設立
沖通信システム、
PBXソフト開発会社「沖アドバンストコミュニケーションズ」を設立
~沖電気グループのPBX事業を増強、組込みソフトの開発も強化~
沖電気工業株式会社(社長:篠塚 勝正)の関連会社である沖通信システム株式会社(社長:大内 和史、本社:埼玉県蕨市)は、PBXソフトウェアおよび組込みソフトウェア(注1)の開発力強化と事業拡大を目的に、「株式会社沖アドバンストコミュニケーションズ(社長:松本 恒雄、以下 OKIAD)」を10月1日付けで設立します。
沖電気はPBX事業を重要な基幹事業と位置づけ、海外展開も含めた事業拡大を図っています。その中で沖通信システムは、PBX事業のソフトウェア開発を主力事業の一つとしてきました。昨今のPBX事業は企業通信ネットワークのIP化を背景に、技術革新が急速に進んでいます。また、沖通信システムの事業領域である組込みソフトウェアの分野は高い成長が期待されており、旺盛な需要への早急な対応が重要な課題となっていました。
このような事業環境の下、沖通信システムでは、PBXのソフトウェアと組込みソフトウェアの開発のいっそうの増強を目指し、このたび100%出資による新会社としてOKIADを設立することとしました。OKIADはこれら2分野における沖通信システムの関連技術者を集約した上、他社からの転籍者を受け入れて発足し、その後も技術者採用を実施していきます。
OKIADでは上記2分野に特化した開発を行い、高品質なソフトウェアを沖電気グループに供給するとともに、自主事業として沖電気グループ以外への販売展開も行っていきます。
OKIADは、沖通信システムの企業理念にある「一人ひとりの個性と創造性を活かし、生き甲斐のある企業風土のもと、先進の情報通信技術を通じてお客様の信頼と期待に応え、快適で豊かな社会の実現に貢献します」を継承し、社会に貢献し、かつ競争に勝てる企業として成長を期します。
【新会社概要】
会社名 :株式会社沖アドバンストコミュニケーションズ
英文社名:Oki Advanced Communications Co.,Ltd.
本社 :埼玉県本庄市小島南4-1-1
社長 :松本 恒雄
(現 沖通信システム株式会社 常務取締役)
社員数 :42名(設立時)
設立日 :2006年10月1日
資本金 :1,000万円(出資:沖通信システム株式会社 100%)
事業内容:通信、情報処理に関するソフトウェアの開発
【沖通信システム株式会社】
英文社名:Oki Telecommunication Systems Co.,Ltd.
本社 :埼玉県蕨市中央1-16-8
社長 :大内 和史
社員数 :625名(2006年4月)
設立日 :1981年4月21日
資本金 :2億円(出資:沖電気工業株式会社 100%)
事業内容:
・ネットワークシステムおよび情報処理システムなどの通信ソフトウェアの開発と製造
・ネットワークシステムのコンサルティングサービスおよびシステムインテグレーションサービスの提供
【用語解説】
(注1)組込みソフトウェア
産業機器、家電製品などに内蔵し、特定の機能を実現するためのソフトウェア。