矢野経済研究所、「PLM市場の実態と戦略展望 2006」の調査結果を発表
PLM市場の実態と戦略展望 2006
■ 調査要綱
矢野経済研究所では国内におけるPLMパッケージビジネスの実態を調査・分析し調査レポートとしてまとめた。本レポートでは主に2004-2010年までのERPパッケージライセンス売上高の市場規模及び、2004-2006年までのライセンス売上高によるパッケージのシェアを算出。
1.調査対象:主要ベンダ25社
2.調査期間:2006年5月~2006年8月
3.調査方法:研究員による直接面接取材
■ 調査結果サマリー
PLMパッケージのエンドユーザ渡し価格ベースによるライセンス売上高の動向
●PLMソリューション主要ベンダを調査した結果、エンドユーザ渡し価格ベースでのPLMパッケージライセンス売上高は、2005年は対前年比5.5%増の1,745億円であった。2006年は同7.7%増の1,880億円を見込む。
*表1:ライセンス売上高 【関連資料 参照】
●2005年のPLMパッケージのベンダシェアを算出した。3次元デジタル・テクノロジーを利用したPLMのグローバル・リーダーであるダッソー・システムズとPLM業界のパイオニアであるUGS PLMソリューションズが首位を分けた。
ダッソー・システムズはメイトリックスワンの買収を完了し、ENOVIA VPLM、ENOVIA Matrix One、ENOVIA SmarTeamと製品ラインが揃った。一方UGSは日産がNXへの移行を正式表明しており、今後も両社がPLM業界をリードしていくであろう。
*表2:PLMパッケージのベンダシェア(2005年) 【関連資料 参照】
■ 資料発刊
資料名: 「PLM市場の実態と戦略展望 2006」
http://www.yano.co.jp/mrnew/2006/08/C48108100.html