ソリトンシステムズ、PCセキュリティシステム「SmartOn ID」を開発
ソリトン、PCセキュリティシステム「SmartOn ID」を開発
導入済みのMifare、FeliCaを使える
電子マネー"Edy"、鉄道ICカード"PiTaPa"、FeliCa共通利用フォーマット"FCF"にも対応
Security Solution 2006に展示
株式会社ソリトンシステムズ(本社:東京都新宿区、社長:鎌田信夫、以下ソリトン)は、PCセキュリティシステム「SmartOnシリーズ」の新版「SmartOn ID」を開発したことを発表します。
2007年1月末からの出荷開始に先立ち、来る10月18日より東京ビッグサイトで開催予定の「Security Solution 2006」に展示します。
ソリトンのSmartOnシリーズは、接触型、非接触型ICカードやUSBキーを利用し、PCやネットワークへのユーザ認証や、アクセス制御を実現するソフトウェアです。デバイス認証ツール製品市場においては、2年連続で国内シェアNo.1を誇る製品です(富士キメラ総研「ネットワークセキュリティビジネス調査総覧」)。
【 SmartOn IDについて 】
企業のオフィスセキュリティ対策である入退室システムなどで、非接触ICカードの利用が進むとともに、このICカードを、PCのユーザ認証など、多目的に活用したいという要望が増えています。しかし、一旦特定のシステムを目的として配布したICカードに、あらたなシステムを追加するには、カードを回収し再フォーマットなどが必要となるため、コストと時間両面で問題がありました。入退室カードをPCセキュリティに利用する為に、ICカードの作り直しや、専用カードを作成して2枚で運用するケースも見られます。
このような問題を解決するのが「SmartOn ID」で、既に配付した非接触ICカードを回収することなく、個別のユーザ認証用トークンとして登録し、入退室システムなどと共存できます。
「SmartOn ID」は、国内シェアで高い実績を誇る「SmartOn NEO」をベースとして開発されており、強固なセキュリティ機能と、柔軟で拡張性の高い運用システムを踏襲した機能を実装しています。PCログオン認証や擬似シングルサインオン機能から、ネットワークを活用したユーザ、ICカード、クライアントPCの運用管理まで、中小企業から1000を超える大企業までが、セキュアでありながら負荷なく柔軟に使えます。
「SmartOn ID」は、非接触ICカードとして高い普及率の「Mifare」に対応しています。PCに接続する「Mifare」カード用リーダライタも、「SmartOn ID」の販売開始と同時に販売開始の予定です。
一方、プリペイド型電子マネーの「Edy」や、交通機関での利用やキャッシュレスを実現するポストペイIC決済サービスでの「PiTaPa」、FeliCa共通利用フォーマットの「FCF」にも対応し、社員証ICカードや大学等の学生証、職員証での多目的な利用での有効性をより高めることが可能です。
販売方法 :代理店経由
出荷目標本数:初年度50万ライセンス
出荷開始予定:2007年1月末日
※FeliCaは、ソニー株式会社が開発した非接触ICカードの技術方式で、ソニーの登録商標です。
※Mifareは、フィリップエレクトロニクス社の登録商標です。
※「Edy」は、ビットワレット株式会社が管理するプリペイド型電子マネーサービスのブランドです。
※「PiTaPa」は、株式会社スルッとKANSAIが運営するポストペイIC決済サービスです。
※FCFはFeliCa共通利用フォーマット推進フォーラム組合の登録商標です。
※「SmartOn(R)」は株式会社ソリトンシステムズの登録商標です。
※「SmartOn(R) NEO」は株式会社ソリトンシステムズの開発製品です。
■株式会社ソリトンシステムズ
日本で最初にLAN、ネットワークOSに取り組んだ会社として、業界のパイオニアとしての役割を果たしました。主に大規模ネットワークの構築を長年手がけ、ネットワークOSやプロトコルソフトの開発でも実績があります。近年は、認証を始めとしたセキュリティ製品の開発及びブロードバンドシステムの構築と運用にフォーカスしています。
設立 1982年/資本金 6億2780万円/売上高 199億円(2006年3月期)
< この製品に関する問い合わせ先 >
株式会社ソリトンシステムズ プロダクト営業推進部
TEL:東京03- 5360- 3825
E-Mail:smarton@list.soliton.co.jp www.soliton.co.jp