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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

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2024'11.29.Fri
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2007'04.13.Fri

丸紅、台湾・段ボール加工メーカーの持株会社に46億円を出資

台湾榮成紙業グループの中国国内段ボール原紙・段ボール事業に出資する件


 丸紅株式会社(以下「丸紅」)は台湾榮成紙業股■有限公司(以下「榮成紙業」)と、榮成紙業の中国国内段ボール原紙・段ボール加工事業の持株会社である玉瑪國際(開曼)有限公司(以下玉瑪國際)に出資することで合意致しました。出資金額は46億円です。(出資比率15%)

 榮成紙業は台湾の大手段ボール原紙・段ボール加工メーカーで、中国においては1997年に製紙会社、無錫榮成紙業有限公司(以下無錫榮成)を設立、段ボール需要が伸長する江蘇省・浙江省・上海市を主な販売エリアとして、現在段ボール原紙1工場、段ボール加工5工場を有する同地区の大手有力メーカーに成長しています。榮成紙業は現在、原紙・段ボール加工の生産設備増強を計画しており、このための資金調達を目的として、玉瑪國際が実施する第三者割当増資の一部を丸紅が引受ける予定です。
 設備増強計画のなかで、製紙事業については、2008年初に臨海型工場として浙江榮成紙業有限公司(所在地:浙江省平湖市・原紙生産能力:65万t/年)の稼動を予定しており、2009年稼動予定の無錫榮成の新マシン(原紙生産能力:25万t/年)と合わせて、榮成紙業の中国市場での段ボール原紙生産能力は120万t/年に達する見通しです。

 丸紅と榮成紙業は2002年に販売代理店契約を締結後、中国・アジア市場での販売を拡大して参りました。特に無錫榮成は日系ユーザーのニーズに対応した高品質段ボール原紙の共同開発に成功しており、その品質レベルは高い評価を得ております。また、榮成紙業はリサイクル・環境に配慮した企業理念を掲げており、環境対策においてもユーザー要望に応える生産管理体制を確立しております。

 中国・アジアの段ボール需要は経済発展に伴う拡大が見込まれ、中国の年間段ボール原紙需要は2002年の1,500万tから2006年には2,000万t以上へと急速に伸びており、今後も年率10%を超える成長が期待されています。既に、段ボール生産量も日本を抜き、米国に次いで世界第二位となっております。
 丸紅は段ボール原紙事業において、興亜工業(株)・福山製紙(株)という2つの事業会社で年産70万tの生産規模を有しており、その他の取扱も含めて年間100万t の段ボール原紙取扱実績があります。
 丸紅は日本国内市場と並んで中国を中心としたアジア市場を重要視しており、今回の増資引受を契機に丸紅と榮成紙業とのパートナーシップをより一層強化することで、日本・台湾・中国のバランスの取れた生産拠点から市場のニーズに応じた商品開発・販売政策の展開を目指しております。

<台湾榮成紙業グループの概要>
会社名: 榮成紙業股■有限公司
本社所在地: 台北市
設立: 1978年
資本金: 5,023百万台湾ドル(約153百万米ドル)
年商: 9,500百万台湾ドル(約290百万米ドル)
事業内容: 段ボール原紙の生産・販売、段ボールシート・ケースの加工・販売

<玉瑪國際(開曼)有限公司の概要>
会社名: 玉瑪國際(開曼)有限公司
本社所在地: グランドケイマン・ケイマン諸島
設立: 1999年
資本金: 80百万米ドル(増資後) 188百万米ドル
事業内容: 榮成紙業の中国国内段ボール原紙・段ボール事業の持株会社

以上

*■印は「人」偏に「分」という文字です。



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