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ニュースリリースのリリースコンテナ第一倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2024'11.29.Fri
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2007'04.13.Fri

NECなど、温度・湿度・衝撃のデータ取得による生鮮品(梨)の品質管理の実証実験を開始

-国内初、温度・湿度・衝撃のデータ取得による生鮮品(梨)の品質管理-


 JA大分ひた(高瀬澄旺組合長)、JA全農おおいた(高倉一男本部長)、大分県産業科学技術センター(石井格センター長)ならびにNEC(東京都港区、矢野薫社長)はこのたび、大分県、日本園芸農業協同組合連合会の協力のもと、大分県特産の「日田梨」を中国・台湾へ輸送する過程において、温度・湿度・衝撃値をセンサタグにより自動的に記録することで品質保証に役立てる、国内初の実証実験を開始いたします。

 この実証実験は、「平成18年度ブランドおおいた海外取引促進事業」の一環として行われるものであり、大分から中国・台湾へ輸出される日田梨の箱に、温度・湿度・衝撃の変化を自動的に記録するセンサタグ(データロガー)を取り付け、輸送後にそれらの計測データをパソコンにより取り出し管理することで品質検査を実施するものであります。これにより、きめ細かな品質管理に基づく「食の安全」と、特産品である日田梨の「ブランド強化」を同時に実現することを目指しております。なお、この実証実験は本年10月から11月までの2ヶ月間を予定しており、その後は実験結果を踏まえて本格的な導入も検討してまいります。 

 大分県では、(1)東アジアへ近く(2)海上輸送に有利である、という地理的特性を活かし、平成16年に「ブランドおおいた輸出促進協議会」を設置して県内で生産された農林水産物の海外輸出を積極的に推進してまいりました。これまでも同協議会を中心に、海外市場の情報収集活動や海外の食品見本市への出展、販路拡大などの事業促進に努めており、今回の実証実験もこうした取り組みの一環として支援するものであります。

 一方、NECはこれまでにも、東北大学(稲村教授室)と共同で、片山りんご有限会社(青森県弘前市)の高級りんご海外輸出において、温度センサRFIDを活用した品質管理システムを構築した実績を有しております。こうした実績が評価され、このたびJA大分ひた、JA全農おおいたならびに大分県産業科学技術センターと共同で本実証実験に参画することとなりました。

実証実験のイメージについては別紙をご参照下さい。 
 http://www.nec.co.jp/press/ja/0610/1702-01.html


以上



本件に関するお客様からのお問い合わせ先

大分ひた農業協同組合 営農部
TEL (0973)23-2220

NEC 第二金融ソリューション事業部
TEL (03)5746-3907

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