日本オラクルとエクサ、内部統制に必須のID管理製品向けに新サービスを提供開始
エクサ
オラクルのID管理製品向けに新サービスの提供を開始
株式会社エクサ(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:大水 一彌、以下エクサ)と日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新宅正明、以下日本オラクル)は本日、内部統制に必須のID管理分野において協業することを発表します。具体的には、エクサがオラクルの「Oracle Identity and Access Management Suite」を核にしてコンサルティングから実際の導入までの新サービスの提供を開始いたします。
顧客情報流出や会計上の問題など、ITが関連した事件を未然に防ぐために、各企業は、内部統制強化に向けてユーザーID管理やアクセス制限の管理を強化しています。また、人事異動などによって人事データに変更があった場合に、迅速にアプリケーションやディレクトリ情報に関するユーザー・アカウントの追加、更新、削除を行うことが必須になっています。
エクサは、これまで多くの企業に対して統合ID管理の構築を行ってきました。この度、この経験を踏まえて、オラクルの「Oracle Identity and Access Management Suite」向けに、既存のセキュリティ専門のコンサルティング部隊による新たなコンサルティング・サービスを提供します。また、この分野のSI要員を近々30名体制に増強し、年間約10億円の売上げを目指します。
[コンサルティング・サービス・メニュー]
1.オラクルのID統合管理システム導入コンサルティング
ID統合管理を実現する上での環境を調査し課題を分析、方策をまとめプロジェクト計画を策定する。
2.オラクルのID統合管理導入調査・分析コンサルティング
ID統合管理を実現する上で、短期間に導入環境を調査し、課題を分析する。
◆「Oracle Identity Management」について
日本オラクルは2006年1月、ユーザー企業のコンプライアンス対策を体系化した「オラクル・コンプライアンス・アーキテクチャ」を発表しており、「Oracle Identity Management」はその中核製品群です。この製品群には、アカウントの変更情報の自動配信や発行の承認ワークフロー、操作ログの記録や保全といった機能を備える「Oracle Identity Manager」や、アカウント情報とシングル・サインオンなどアクセス・コントロールを行う「Oracle Access Manager」などが含まれます。
●株式会社エクサについて
株式会社エクサは、1987年10月NKK(現JFE)の情報システム部門が分離独立して設立され、2000年9月に日本IBMの資本参加を受け、IBMグループ企業になりました。
ユーザー系の業務知識や大規模プロジェクトで培ったノウハウに日本IBMのグローバルなマーケティング力と先端的な技術力を融合し、「統合システムインテグレーター」として、ビジネス系、エンジニアリング系、ITインフラ系をベースに統合ソリューションを提供しています。具体的には、セキュリティ、カード、ERP、PLM、SCM、ECM/EIP、EAI、IT基盤、Web基盤などのシステム開発からIT基盤の構築、運用保守サービスまで統合的に提供しています。
●日本オラクル株式会社について
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月28日に東証一部上場。従業員数1,530名(2006年5月現在)。
*Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の登録商標です。その他のブランドまたは製品は、それぞれを保有する各社の商標または登録商標です。