シャープ、低消費電力と1万時間の長寿命設計を実現した青紫色半導体レーザーを発売
次世代DVD再生用、業界最少の消費電力※1と業界最高水準の長寿命設計※2を実現
青紫色半導体レーザ(20mW出力)を開発・発売
シャープは、業界最少の消費電力168mW※1と業界最高水準10,000時間の長寿命設計※2を実現した20mW出力の青紫色半導体レーザ<GH04020A2GE>を開発、11月1日よりサンプル出荷いたします。ブルーレイディスク(BD)やHD-DVDなど次世代DVDの再生用に最適です。
地上デジタル放送の普及拡大に伴い、ハイビジョン映像が身近なものになりつつあります。レコーダーやパソコン、ゲーム機などにおいては、ハイビジョン映像の再生が可能な次世代DVDドライブ搭載機種の本格的な立ち上がりが見込まれ、キーデバイスの青紫色半導体レーザの需要も今後ますます拡大していくと予想されています。
当製品は、赤外・赤色レーザで培った結晶成長技術※3を駆使し、チップ構造を最適化した新開発のレーザチップを搭載、業界トップの低消費電力と最高水準の長寿命設計を同時に実現しました。
品 名:青紫色半導体レーザ
形 名:GH04020A2GE
パッケージ:φ5.6 CANパッケージ
サンプル価格(税込み):10,000円
サンプル出荷:2006年11月1日
生産能力:150,000台/月
■主な特長
1.チップ構造の最適化により、業界最少消費電力(168mW)を実現
2.業界最高水準10,000時間の長寿命設計
※1 2006年10月18日現在。当社調べ。光出力10mWの常温時において。
※2 光出力10mWの常温連続通電時において。
※3 ウエハに原子レベルで整合させた結晶膜を作る技術。